前作NIGHT OF THE BLADEからの路線変更により、「方向性が散漫」などと 酷評されがちですが、決してそんな事は無いと思います。確かに各曲はスケールダウンされ、 こじんまりしてしまった印象ではありますが、楽曲のレベルは高く、逆に小気味よい ブリティッシュフレイヴァーのLAメタル(?)風で好感が持てます。 バラードの「dancinng in the blue moonlight」(Thin Lizzyのカヴァーではありません) なんか◎。締めにスラッシュ風の曲「Monky's Blood」なんかを持ってくるところも、 なかなか憎いです。
NIGHT OF THE BLADEを結構気に入ってたので、このアルバムを聞いたときはがっかりした。タイトルトラックはちょっとIRON MAIDENぽくてかっこいいけど、本当に散漫なアルバム。ボーカルの歌い方がなんか苦しそうで、ききずらい。でも、DANCING IN THE BLUE MOON LIGHTはちょっと好き。