記念すべき日本デビュー作品。 若干下火になりつつあったLAメタルの最終兵器(よく使うんだこの表現)として登場した彼ら。本来の彼らの音楽性からするとやはりちょっとハード過ぎる感はするが、デビュー盤としては上々の出来を誇る。いかにもLAメタルな“Loud n' Clear"、“Co'mon Rock"よりも個人的には“Reason For The Season"、“You Won't Be Lonely"のようなメロディのきれいな曲の方が当時から好きだった。ベスト盤も今度出るようだが、初期の名曲も是非入れてね。
STRYPERの最大の欠点は、音の悪さだと思うけど、このアルバムが最もその音の悪さが顕著だと思う。Reason for the seasonとか、クリスマスソングのWinter wonderlandのボーカルはとってもかっこいいし、ほかの曲もメロディアスだけど、音の悪さのせいであまり聞く気がしないアルバム。エニグマは当時インディーズだったし、お金もかけられなかったのかな。STRYPER聞くなら、SOLDIERSとIN GOD WE TRUSTでしょう。
確か一番最初に買ったSTRYPERのアルバムだった。 邦題は「神聖紀」。 ライナーによると、この日本盤はアメリカで発売されたものに「Winter wonderland」を加えて発売されたもの。 完成度としては次作以降のアルバムに劣るが、既にキラキラと輝く唯一無二の特徴を備えている。 声質、コーラス、メロディが上質。その上シャウトもいける。 そのどれをとっても、マイケルの非凡な才能を既に感じる。 FANなら買って損はない。 「REASON FOR SEASON」「LOVING YOU」「YOU KNOW WHAT TO DO」「My Love I'll Always Show」など、曲としては IN GOD WE TRUSTに収録されていてもおかしくないクオリティだ。