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実はコレ、同時期に出たアーテンションの奴と間違えて買ってしまったのである。が、不幸中の幸いか、これがなかなかイイ。
アルバムの特徴を三つ挙げると、
・伸びのある女性ボーカルを堪能できる
・楽曲のレベルは総じて高い
・疾走はしない(あってもあくまでロックの範疇)
冒頭とラストを飾るトラック1・11のインストはなかなかのもの。次いで、ファスト・ナンバーの2はドラマチックな情感を味わえる。アルバムラストかと思わせるようなトラック4もいいし、トラック6では直球「シンフォニック・ロック」を堪能できる。トラック7・8は個人的にサビがお気に入り。そしてトラック10で披露される、すばらしきボーカル……。
とはいえ、欠点を挙げるならば、ガツンとくる楽曲がなかったことだろう。それでもトータル的に全然+収支。
ただ、僕は他のアルバムを聴いておらず、かつレビューを見ると他のアルバムが推薦されているので、判断つきづらいのだが……。

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