Children of Bodomが2003年しょっぱなからもの凄いアルバムを出してきたと思ったらこのバンドもやってくれた!!まだ自分は FOURTH LEGACY 、KARMA は未体験ですがこのアルバムかなりいいですよ。B誌でI氏が言っていたように正にメロディの宝庫!濁流のように押し寄せる美旋律と強力なメロディが聴く者を圧倒します。特にキラーチューンのCENTER OF THE UNIVERSEはすばらしい。美しい美旋律の中に力強さを感じさせる一曲。Voカーンのすばらしさはみなさんおっしゃるとおりなので言いません。これだけ評価が高い作品を作りつづけていますが、次回はどんな作品を作ってくるのだろうか・・・?
小曲が目立ちいかにもコンセプトアルバムといった感じに仕上がっている。前作よりもフックのあるクサメロは幾分減退したが良質な曲が散りばめられていてアルバム通して聴いても飽きない所が魅力的だ。特に②のCENTER OF THE UNIVERSEは素晴らしくアルバム冒頭の曲に相応しい名曲。WANDERもロイの魅力的な声質が堪能できるバラード。そして個人的にハイライトなのが⑩のA FEAST FOR THE VAINである。メロディアスな曲を愛する人達に是非聴いて涙を流して欲しい超名曲だ。LOST&DAMNEDもいい曲である。総合的に見ると名盤とまでは言わないが佳曲が揃った好盤といった所だろう。
前作を聴き、一発で聴き惚れ、後追いで聴いたので1ヶ月程ですぐに発売された本作を即購入。いざ聴いてみると…。 いやぁ、なんとも素晴らしい!!「CENTER OF THE UNIVERSE」からしてもう最高!!その余りにも美しいメロディ、濃すぎないシンフォニック加減、そしてそのメロディを見事な歌唱でなぞるロイ・カーンの美しいヴォーカル、加えて無垢な声の女性ヴォーカルも素晴らしく身体が振るえ涙腺がゆるゆる。個人的には「EAGLE FLY FREE」を聴いたときの感動が再びやって来た、という感じで、その感動たるや本当に素晴らしい体験だった。 続く「FAREWELL」は1分ほどネット上で試聴したときから身震いを覚えるほど気になってた曲で、かなりアグレッシヴでありながらこれまた悲哀に満ちたメロディが胸を打ち、またまた俺の涙腺はボロボロに…。 とにかくこの2曲が入ってるだけでも「このアルバムを聴け!」「このCDを買え!」なわけだけど、やはりKAMELOT、そうは問屋が卸さないと言わんばかりに以降も素晴らしい楽曲が並ぶ。 前作の「THE SPELL」と曲のイメージも配置も一致する「THE EDGE OF PARADISE」、またまたまた涙腺破壊光線を放出するバラード「WANDER」、RHAPSODYのルカ・トゥリッリがギターソロでゲスト参加する「DESCENT OF THE ARCHANGEL」、サビの陽のメロディが堪らない「A FEAST FOR THE VAIN」、寒い寒い雰囲気を醸し出していてロイの歌唱が絶品のバラード「ON THE COLDEST WINTER NIGHT」、独特なメロディがクセになる「LOST & DAMNED」、「CENTER OF THE UNIVERSE」にも登場した女性ヴォーカリストが単独で歌いその無垢な歌声を堪能できる「HELENA'S THEME」、アルバムがクライマックスを迎えようとしていることがハッキリとわかる曲調の「THE MOURNING AFTER (Carry On)」、アルバムの終焉を伝えると同時に非常に良いメロディも聴ける「Ⅲ WAYS TO EPICA」、とどの曲も魅力に溢れ、前作に全く引けをとらない楽曲群には感嘆させられる。 弱点はといえば、アルバム中で最上の曲が「CENTER OF THE UNIVERSE」「FAREWELL」と頭の2曲であり、その後が若干弱く感じられてしまうことだろうか。(あくまで比べるとの話だけど。特に「CENTER OF THE UNIVERSE」は俺が今まで聴いてきた音楽、ジャンルを問わずにベスト3に入るのではないか、と言えるほど好きな曲なので、それはちょっと分が悪いというものだ。)「WANDER」なんかは前作の名バラード「DON'T YOU CRY」にも負けないほどの素晴らしい出来だが。 本作は前作ほどボーナス曲が良くはなかったが、それでも"単なるオマケ"ではないので聴けただけ有り難い。…でも、コンセプト作なんだから別になくても良かったとは思う、と言いたいが確か歌詞に関連性があったとバンド側が言っていた気がするのでこれはこれで"あり"でしょう。 上で言った2点(頭の曲が強すぎることとボーナス曲について)があるので多少前作の方が好印象かもしれないが、それでも本当に本当に大好きな曲が収録されているし、ましてこのアルバムも非常に素晴らしいのでお薦め!! ロイの歌唱は前作よりもさらに表現力が増している。その事実が凄い!!
このアルバムの目玉はやはりCenter of the Universeですね。 一聴してピンと来なかった人でも少し時間をおいてから聴けば グッとくるはず。 Center of the Universeの影に埋もれがちな他の曲にも 名曲と呼ぶに相応しいものがあるので、飽きが来たら 是非じっくり聴いてみて欲しいです。
コンセプトアルバムだそうだが、一曲単位で聴いても実に素晴らしいできだ!! 全編通してだれることがない!! とくに疾走曲のクオリティがものすごく高い!! CENTER OF THE UNIVERSEを筆頭に、LOST & DAMNEDやFAREWELL それぞれ異なるカラーを持つ サウンドも分厚く、それでいてメロの美しさは損なわれない!! 恐ろしいアルバムだ。。。。。 カーンの声に酔いしれてください
メロディックスピードメタルというある種のお約束が求められるジャンルにおいて、今現在最も質の高い楽曲を作っているバンドがKamelotだと思う。 まず楽曲が素晴らしい。 クラシカルな雰囲気、中東的な雰囲気を前面に出しながらも、わかりやすいメロディを大切にしていると思う。 高尚さとわかりやすさのバランスが絶妙で、非常にポップス的なメロディーの良さを持ちながらも、非常にドラマチックな楽曲が多い。 さらにいい曲を本当に素晴らしい演奏で再現している。 大学で声楽を学んだロイ・カーンの歌はマイケルキスク的ではなく、ロニージェイムズディオ的である。 ハードに言葉を刻んでいく歌い方と、オペラチックな高音域を併せ持つ、現代メタル界でもまれにみる素晴らしいシンガーだ。 その彼を中心に楽曲を非常にドラマチックかつ正確に演奏していると思う。 そんな最高レベルのバンドKamelotの中でアルバム一枚を選べと言われれば本作Epicaを選ぶ。 Center Of The Universeを中心に楽曲が素晴らしすぎる。 特にCenter Of The Universeは21世紀のSilent Jealousyと呼べるくらいドラマチックでメロディアスな傑作だ。 とにかくKamelotで衝撃を受けたいのならば本作を聴くのが一番であると思う。
素晴らしい。でもアルバム全体の良さを理解するには、聴きこみが必要。 center of the universe なんて、疾走系を嫌う人にも受け入れられそうな 最高の曲。Ⅲways to epica なんかは、もしデスメタルバンドがやってたら すごく注目されてそうな曲。 楽曲の配置も見事で、是非聴き込んでほしい名盤です。