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ELODIA (1999年)
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ELODIA
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解説 - ELODIA
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. おぺす ★★ (2003-02-17 19:30:00)

本作は中心人物のティロが“オペラアルバムを作る"という
積年の夢が叶った記録的な1枚である。
ロンドン・シンフォニー・オーケストラとの共演による壮大な
一大叙事詩は最後の最後まで聴く者の心を捉えて放さない、
渾身の大傑作である。
決して大袈裟ではなく、一度聴いてみて欲しい。
聴き終わった後は充実感に包まれることだろう。



2. くわ ★★ (2003-06-19 01:19:00)

冷たく、荘厳で物悲しいメロディー。
それを引き立てるオーケストラの音色が、感性に直接しみこんでくる。
総じてHM色は薄く、歌ももはや楽器のひとつとかしているような印象を受ける。
それらが絶妙に絡み合いながら奏でられる音楽はゴシックなどという分類を超えて訴えかけてくるものがある。
一度聴いてみれば、美しい音楽に身を委ねる快感に酔いしれることだろう。
じっくりメロディを堪能したいならこれを聴いてみて下さい。



3. エリカ・フォンティーヌ ★★ (2003-11-18 18:55:00)

これは名盤ですよ!雰囲気だけでメロディーが弱いそこらのゴシックとは格がちがいますね。
あまりにも美しく、もの悲しいメロディーがオーケストラと一体になり聞き手の涙腺を
これでもかというほどつついてきます(笑)。ただ、日本版のボーナス二曲がいまいちです。
これさえなければアルバムの流れも完璧でしたのに…これから買おうと思っている方、海外版をどうぞ。




4. ★★ (2005-06-18 01:56:00)

名盤、としか形容しようがない。
そのくらい名盤。
オーケストラとメタルの融合とか、そういうレベルじゃない。
もはや「オーケストラ」とか「メタル」とか「ティロ様独特のキモいヴォーカル」とか
そういった要素が全て溶け合って自然体。これが基本形。
食物に例えるなら「コンソメ」。ダシだとか香草だとか、全てが溶け合ってコンソメ味。
何の味とかじゃなくて「コンソメ味」。融合物だけど基本味。
とにかく全ての要素が一つに融け合った名盤。
LACRIMOSAを初めて聴く人は、これを基点として未来に向かうなり過去に遡るなりして下さい。



5. Zodiark ★★ (2005-09-25 18:54:00)

LACRIMOSAを初めて聴いたが、衝撃的だった。
哀愁、荘厳さ、美。
オーケストラやメタルが絶妙に雰囲気を醸し出している。
ゴシックメタルなんてジャンル分けに惑わされていた自分が間違っていた。
これは、間違いなく名盤と言えるでしょう。



6. めたるおばさん ★★ (2007-01-23 21:42:00)

名盤なんです、が・・・ティロのヴォーカル、音程がもろにはずれるところがあちこちにあり、聴いていてちと苦しくなります。そこが難点。でも曲は本当にいいです。



7. うにぶ ★★ (2007-05-14 00:22:00)

歌唱力とアートワークのショボさに目をつぶれば、良い作品なんですよね。'99年発表の、6th(?)アルバム。
シンフォ・プログレやゴシック、あるいはヴィジュアル系的耽美ロックが好きな人にはおすすめできますが、けっこう好き嫌いは分かれそうです。いきなり裏返るような男性ヴォーカルが苦手な人にはきついかも。
オーケストラ大活躍の14分にも及ぶ(7)「SANCTUS」だけでもお腹いっぱいになれます。あと(5)「ICH VARLASSE HEUT DEIN HERZ」、(8)「AM ENDE STEHEN WIR ZWEI」あたりも泣き泣きでお気に入り。




8. ICECLAD RAGE ★★ (2007-05-25 12:18:00)

ティロ・ウルフがKREATORのアルバムに参加していたことで彼等に興味を持ち、最初に聴いたのがこのアルバム。
喜怒哀楽の「哀」の感情に包まれたメロディー。とにかく「深い」。




9. ヒヨリ ★★ (2008-02-23 17:43:00)

LACRIMOSA初体験。
1曲目で、ヨーロッパの古城の大広間で独り歌う美川憲一を想像してしまって吹いたが、
こりゃハマりますね。
最近のトレンドゴシックにはウンザリしていたが、こいつらはガチ。
多くの音楽ファンに触れて欲しい作品だ。



10. KEISHOU ★★ (2008-06-08 10:32:00)

なんか良いよね。あんまりテンション高くなくてゆるいというか、時折眠気を誘うけれど、癖になっちゃうな。



11. 夢想家・I ★★★ (2013-03-08 21:13:17)

'99年発表の6thアルバムです。
これは彼等の美意識表現が一つの頂点に達した作品といって良いでしょう。
ロンドン・シンフォニー・オーケストラを大々的に起用した楽曲は圧倒的なスケール感と説得力を持つようになり、まさに大仰の極み! バンドによるロック・サウンドも違和感無く溶け込み更なるダイナミズムを加えていて、それらをバックに歌い上げるティロとアンヌの絡み合う二人のVoもより艶めかしく官能的でシアトリカルな表現になっています。
それにしてもアルバムを重ねるごとにスタイリッシュな洗練とは真逆の、あふれ出る情念の世界がより濃厚さを増していくあたり、ティロ・ヴォルフのアーティストとしての強固な信念を感じます。
普段こういうのはあまり聴かない私のような人間でも、その魔力にとことん惹き込まれますね。
ちょっとやそっとでは他の追随を許さない、美学の域にまで高められた孤高の大傑作だと思います。



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