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CALM BEFORE THE STORM (1998年)
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CALM BEFORE THE STORM
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解説 - CALM BEFORE THE STORM
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 羽根車 ★★ (2003-02-17 23:08:00)

元シン・リジィのキーボーディスト、ダーレン・ワートン率いるDAREの三作目。
しっとり湿り気を帯びた優しく穏やかなメロディはアイルランドの大地や森などの情景が
目に浮かぶよう。静かに湧き出すような感情の流れが心をきゅっと締め付ける。
タイトルトラックのCALM BEFORE THE STORMやCROWN OF THORNS、ASHESなど楽曲群は
佳曲揃いで、D・ワートンの情感たっぷりのVoは実に甘く、切なく、美しい。
gのA・ムーアも無名の新人とは思えないツボを抑えた泣きのフレーズを連発しており、
楽曲にさらなる湿気を与えている。



2. KUZU ★★ (2005-01-15 13:41:00)

アルバムタイトルとジャケットのデザインが、本作の雰囲気を代弁しています。
このバンドは、僕はどうも、鉛色の空と冷たい吹きすさぶ風が、とてもよく似合うバンドな気がしています。
優しい、心に沁みるメロディーを、淡々と時に激しく情感豊かに歌い上げる、ダレン・ワートンさんの歌心が熱い。メジャースケールの曲が多いのに、目頭が熱くなる感覚にも囚われたり。癒しのハードロック、だと思います。タイトル曲、Walk On Water、その他全編優しいメロディーに満ち溢れた一枚です。




3. カリスマ ★★ (2005-04-08 00:49:00)

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4. うにぶ ★★ (2007-08-03 23:23:00)

2ndの荒々しさには面食らいましたが、1st路線に戻ってしっとり落ち着いた哀愁曲を聴かせてくれるこのアルバムを聴くと、やはりDAREって良いなぁと、しみじみ思います。
私の中では、BAD HABITに匹敵する位置付けのバンドです。
ダーレンのハスキーで艶っぽい歌声で囁くように歌われると、そこはもう別世界で、蒸し暑い夏でも、まるで霧に覆われた肌寒い高原にいるかのような気分になります。
全くの新人だったというアンディ・ムーアのギター・プレイは、感情移入の強さといい、メロディの構築力といい、ヴィニー・バーンズをも凌駕するくらいに、このバンドにはまっていて素晴らしい。
THIN LIZZYの「STILL IN LOVE WITH YOU」のカヴァーも秀逸。
湿度90%超の、泣きの哀愁メロディアス・ハード。傑作です。
ジャケも良いですね。




5. ハルディン ★★★ (2013-06-24 22:40:32)

3rd。前作ではハードロック寄りに舵を切ったがメンバーチェンジと共に1stの路線へ軌道修正し、あたかもアイルランドの情景が脳裏に浮かぶような独特の哀愁をたっぷり湛えた極上のAORを展開。ダーレンの甘くハスキーなウィスパーボイスでしっとり歌い上げるメロディの素晴らしさは言うまでもないが前任者のヴィニーに代わるアンディ・ムーアのGワークもポイントで、紡ぎ出す情熱的なフレーズがじわりと沁みる。全曲落ち着いたミドル~バラード調で統一されているので癒しの一時に浸れる。10はTHIN LIZZYの名曲のカバーでこれがオリジナル以上に泣いていてまた素敵。名盤です。



6. ムッチー ★★ (2020-06-28 21:00:12)

メロディアス・ハードっぽい1st、正統派ハード・ロックに接近した2ndを経て、長期の活動休止期間を挟んで制作された3rd。
現在まで続く、雄大な自然を感じさせる、アイリッシュで落ち着いたロック路線を確立したアルバムですね。
少々レアで中古市場でも割と高値で見掛けることが多いですが、良いアルバムなのでぜひ聴いてみてほしいですね。



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