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THE RITUAL (1992年)
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THE RITUAL
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解説 - THE RITUAL

1992年5月15日、Atlantic Records/Megaforce Recordsよりリリースされた5thアルバム。
本作リリース後にAlex Skolnick(2005年に復帰)とLouie Clementeがバンドを脱退し、デビュー時のラインナップによる最後のアルバムとなった。
従来の作品よりもスピードを抑えた作風となった。Eric Petersonは2012年、MetalAssault.comのインタビューにおいて本作を「Testamentのレコードとしては気楽に聴けるけど、極めてメロディックだ。"Return to Serenity"や"Electric Crown"等の良い曲を作ったけど、ドラムは…聞いての通りイージーかな」と形容している。
Testamentの従来の作品は、Megaforce Recordsが原盤権を持ちAtlantic Recordsから配給されていたが、本作リリース前に両社の契約が切れ、Testamentは最終的にAtlanticの所属バンドとなった。
母国アメリカのBillboard 200では55位に達し、2012年のアルバム『Dark Roots of Earth』が全米12位のヒットとなるまで自己最高記録であった。2007年6月までにアメリカ国内で485,000枚を売り上げている。

Recorded:1991-92 at One On One Recording, Los Angeles, California
Producer:Tony Platt
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 真・マツソガソ ★★ (2003-02-23 14:35:00)

TESTAMENTの中ではかなりの問題作らしいんですが、個人的には全然いけました。①のインストから②に入る瞬間なんて鳥肌ものだし、アレックスのギターソロも健在。でも、疾走曲が大幅に減り(減るどころか1曲もないかもしれない)、ヘヴィさを前面に押し出したところが昔からのファンにはダメだったのかもしれないですね。結構歌メロっぽいものも取り入れているし。でも,逆に僕にはそれが好印象でした。ヘヴィなグルーヴに身をゆだねるようにして聞き入ればそれなりにいけると思いますよ。



2. Kamiko ★★ (2003-09-22 22:06:00)

コレをテスタメントやと思って聴いたらダメなんすが、非常に完成度の高いHMサウンドなんですよ。
しかし、ファンとしては、以前のテスタメント節が蘇って欲しいと思う今日この頃ッス。




3. マンホール ★★ (2004-02-26 19:01:00)

92年の5thで、スラッシュメタルからは一層離れ、初期のファンからは特に評判の悪いアルバムですが、個人的にはバンドの作品の中でもかなり上にある大好きな作品です。
スラッシュから離れたとはいっても、その分メロディーラインが際立ってキャッチーでパワフル、アレックスさんのギターワークに至ってはアルバム随一といって良い程素晴らしいですナ。
曲としてもハイクオリティーな佳作が揃っているし、アルバム全体のまとまりも文句なしで、実に堂々たる名盤だと思います。
本人たちが気に入ってなかろうが、地味だろうが良いものは良いです。




4. けんしょー ★★ (2004-03-21 21:28:00)

TESTAMENTに何を求めるかによって、非常に評価が分かれるでしょうね。
スラッシュスラッシュしてないし、なんか内向的な音作りはハッキリ言ってTESTAMENTっぽくない。
TESTAMENTがやる必要はない。
でも、質自体はなかなか良い。
でも、TESTAMENTがやったから、そこそこ話題になったのでは。
なんかフクザツ。




5. GEORGE ★★ (2004-04-09 23:38:00)

TESTAMENTも時代の流れに逆らえなかったのか。
スピードダウン、ヘヴィネス&メロディ重視の脱スラッシュな作風で当時は落胆したが、聴き返してみるとそんなに悪くない。
3rdの時点からその要素はあったしね。
サウンドが多様化しまくってる今の時代から考えると十分真っ当なHM。
チャックの声質と歌メロセンスが曲に合ってると思うんだけどなあ。




6. area51 ★★ (2004-06-17 09:43:00)

このCDを買って聞いたら,ミディアムテンポの曲ばかりで非常に落胆しまして,もう2度と聞くことはないだろうとCDラックの奥のほうに,最近まで封印していまいた.が,でもまた聞きなおしてみると,結構いいじゃないですか.このCD...質が高く,よくまとまっています.testament以外のバンドだったら,きっとこれは,いいCDだと思います.でも,上のコメントにもありますが,このCDを聞くと,なにか複雑な気分にさせてくれます.



7. N男 (2004-09-12 21:42:00)

1992発表の5th。
初めて買ったTESTAMENTのオリジナルアルバムがこれ。
疾走スラッシュを期待して買ったのだが中身はかなり正統派HM、スラッシュしてるリフはあれどスラッシュメタルと言い切れる曲は皆無。
さすがのTESTAMENT、リフはかっこいいし特に歌メロがキャッチーでつかみが良い。
ただ、曲自体のクオリティはさして高くないのが残念、②、⑩はたしかに名曲だが。
サウンドプロダクションが物凄い向上したし、ドラムも随分と良くなった。
このあとAlexが脱退したのは痛い・・・
オススメは、②、③、⑤、⑩あたりかな。


76点。




8. やまもん ★★ (2004-10-05 01:22:00)

アレックスの個性が最大限に発揮されたアルバムでしょう。
ELECTRIC CROWNでのソロは凄まじい!



9. ex_shimon (2006-02-10 19:20:00)

92年はほんとスラッシュ死滅の年だった
TESTAMENTでさえこのようなトロくさいアルバムを出す始末
②はまだ我慢できるが③④⑤なんかほんと酷くて聴いてらんない

TESTAMENTじゃないと思って聴けば素晴らしい?
いいええ、仮にこれがTESTAMENTでなくても聴きたくないな

そしてこっちはTESTAMENTのアルバムだから購入してるわけで
TESTAMENTらしからぬ曲やられたら当然文句も言いたくなるっての

もはやスラッシュでもなんでもない
あの心地よいリフや疾走感はどこ行ったのやら




10. IWSK ★★ (2013-08-18 21:29:37)

スラメタバンドなので速いと思ったら、全然速くない。むしろ、これはハードロックである。しかし、ギターソロはかっこいい。



11. ムッチー ★★ (2013-10-16 23:14:38)

前作『SOULS OF BLACK』から2年空けて、1992年に発表された5thアルバム。全11曲で54分の作品。
既に前作からスラッシュ要素は薄れていたものの、今作ではほぼ完全に正統派HMを演っています。
音質とも相まって、リフはどれもノリがとても良く、気持ち良くノれますね。
そして、ヴォーカルラインに特徴的なメロディがあるのも今作のキーポイント。
決して過剰にならない自然なメロディで、リフとの絡み合いが見事です。

前作もそうでしたが、これといったキメ曲は見当たらないし、地味といえば地味な作品かもしれません。
しかし、これはツボを抑えた硬派な正統派HMとして、とても上質なアルバムであると思います。



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