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KIX (1990年)
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KIX
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解説 - KIX
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. なおき ★★ (2003-03-24 02:32:00)

KIXの記念すべき初アルバム。
でもこれ以前にライブはずーーーーーーーーーーーーーーっと積極的に行ってきたバンドなんで演奏はいきなりちゃんとまとまってます。
KIXはオレ的には、ファーストから4thのBlow my fuseで終わりだとおもってる。メジャーデビューしたらしたで、「バラードを入れろ」とうるせーうるせーレコード会社との戦いだったんでしょうな。すっかりやる気を無くしたのか、あるいは老けたのか、あるいはネタ切れだったのか、どんどん尻つぼみになってく。
だけど、これはいい! ラストの Yeah, Yeah, Yeah はライブでの収録なんだけど、ほんとにアメリカのライブハウスにいるような気分になる。
お祭りロックは好きだけど、PoisonやKissはメジャーすぎるぜぇ、という人には絶対のお勧め。




2. 火薬バカ一代 ★★ (2016-06-01 00:20:52)

メリーランド州ボルチモア出身の5人が、ATLANTIC RECORDSから'81年に発表した1stアルバム(邦題は『反逆の館』)。KIXと言えば、バラード“DON’T CLOSE YOUR EYES”のヒットで遅咲きの栄光を掴んだ4th『BLOW MY FUSE』(’88年)が代表作ということになりましょうが(別に異論もない)、でも「最も贔屓にしているKIXのアルバムは?」となると、そりゃあやっぱりこのデビュー作かなと。
AC/DCやKISSがお手本のダイナマイト・ロックロールは、聴いてるだけで勝手に体が動き出すシンプルなノリの良さに加えて、「泣きと哀愁が足んねぇよ」とブーブー文句たれな輩(俺です)をも問答無用で巻き込んでノせてしまうようなイキの良さが充満。流石アメリカ中をツアーして回り、一晩で5ステージをこなす生粋のライブ・バンドとして鍛え上げられただけのことはありますぜ。
サイレン音に導かれて威勢よくスタートするOPナンバー①を手始めに、80年代仕様にアップデートされたサウンドは、ロックンロールと言えどもルーズに流れ過ぎることなく、へヴィ・メタリックなエッジやタイトさも備わっていて、同時期にイギリスで大きな盛り上がりをみせていたNWOBHMとのシンクロニシティを感じたりも。中でも、汗が飛び散る金切りVoとリフ&リズムのタテノリ波状攻撃にケツを蹴り上げられる⑥は、新宿ツバキハウスのメタル・キッズをヘッド・バンギングさせまくったというのも納得のアンセムっぷり。
こんな力作が中古屋じゃ三桁のお値段で転がってる今が買い時ではないかと。



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