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SPIRITUAL BLACK DIMENSIONS (1999年)
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SPIRITUAL BLACK DIMENSIONS
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解説 - SPIRITUAL BLACK DIMENSIONS

1999年3月2日、Nuclear Blastよりリリースされた4thアルバム。
キーボディストのMustisが加入し、ICS Vortexも今作でクリーンボーカルでゲスト参加しており、彼は後にバンドに正式加入する。
音楽的にはそれまでに比べ、より暗く、速く、リフもへヴィなものになっている。
今作のリリース後、バンドは大きなメンバー交代を経験する。オリジナルドラマーでもあったTjodalvが家族問題や音楽性の相違を理由にバンドを脱退、ベーシストのNagashもThe Kovenantに専念するために脱退、そしてギタリストのAstennuまでもが脱退してしまう。

Recorded:August–October 1998 at Abyss Studio
Producer:Dimmu Borgir
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. うにぶ ★★ (2003-03-26 00:35:00)

4thアルバムです。前作『ENTHRONE DARKNESS TRIUMPHANT』をよりダイナミックにした感じで、勢いが良くていいです。
アレンジ能力も進歩してより楽曲が印象的になっています。まあ私はデス/ブラックに関しては曲単位であまり区別しないので、やっぱり1曲ごとの判別はつかなかったりするんですが。
対訳も前回と同じ人ですが、普通の日本語になってて、こっちの方がいいな。
ところで音楽と関係ないですが、この時点でキンバリー・ゴスは名が知れていなかったようで、解説で「彼」と言われているのが妙に笑えました。




3. mokusatu ★★ (2006-09-28 01:41:00)

99年の4thアルバム。キーボーディストがMustisに代わっており、Simen(Vortex)がゲスト・クリーン・ボーカルとして参加している。
このバンドは元々落ち着いたムードのシンフォニック・メロディック・ブラックだったはずだが、ここにきて完全にシンフォニック・ブルータル・メタルに変貌している。最初から終わりまで緊張が張り詰める非常に攻撃的なスタイルで、前作までの感傷的で雄大なオーラはなく、徹頭徹尾壮麗で暴力的である。
前作までと比較すればこれはメロディック・メタルではないと言えるが、他のブルータル・メタルと比較すればこんなに派手で華麗なブルータル・メタルもなかなかないだろう。
他の方も書かれているが、楽曲単位での印象はあまり残らない。
私が思うに、その原因は、リフ及びリフ展開の特徴のなさであると思う。DIMMU BORGIRと言えば装飾の派手さとブルータルなドラムが主な魅力として挙げられているように思うが、ギターリフについて触れている方は驚くほど少ない。
それは言い換えればシンプルにメタリックな印象があるとも言え、EMPERORと比較すれば明らかにとっつき易い楽曲である。ブルータリティとシンフォニーという美醜対比が荒れ狂う暴力の祭典。
このアルバムは音質が良くないので(割に音量はデカイ)、最初に聴くなら5th以降が望ましいと思われます。

・・・しかしよく考えれば、力点がおどろおどろしさからブルータリティーへと変貌していても、この装飾に頼る比重の高さは初期から変わってませんね。ある意味このバンドの特徴かもしれません。



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