物凄く地味な作品だけど、全米で400万枚も売れた代表作。 当時の音楽事情を考えるともの凄いセールスですね。 プレイ自体はこれといってテクニックが優れているわけではありませんが、独特のグルーヴ感がたまりません。 THE BLACK CROWESなりのブルース・ハード・ロックが炸裂しています。 当時L.A. METALブーム、グランジ等の真っ只中でしたが、60&70年代にある古臭さが90年代になって再び出てきたことは本当に嬉しいことです。 私自身90年代最高のロック・アルバムはこれといっても過言ではないくらい影響を受けました。 完成度や音質的には次作に劣るものの、間違いなく彼等を代表する名作です。
本作こそ、ゼップにもっとも近い精神性をもった作品だ。 この煮え切らない、サビという明確なサビがない、非常にもったい ぶったパフォーマンス。 ゼップの最終章IN THROUGH THE OUT DOORの完成形がここにある。 これこそブルース、完全に板についている。 デビュー作にて、これは奇跡だ。 この作品に溺れると、同時期の全てのHM/HRアルバムが霞んで見える から怖い。 ハードロックの原点ここにあり。 BLACK CROWES が非HM/HRに分類されていることが、何よりも残念だ。