仰る通り、本当に捨て曲無しですね。 80年代のハートならこのアルバムが一番好きです。メロディアスな①⑦⑧、ヘビーな④⑥⑪、そして最後の⑬がまた堪りません。特に歌詞の"Maybe we can try to get back to the place when passion made us wildのあたり最高じゃないですか。ぐっときますね。 ⑦のイントロのコーラスハモリも良いな。 外部のライターによる曲が多いのがちと残念ではありますが、何はともあれ、粒揃いのアルバムであることは間違い無いかな。 産業ロックと形容されがちですが、初期を想起させるワイルドな曲も沢山詰まった良いアルバム。 ま~、この頃からAnnお嬢さんの体形がxxxxxxxxxx.............(苦笑) 音楽は外見ではない、と。
「ポップになったHEARTはちょっと・・・」などと言って聴かずにいるとしたらあまりにも勿体ない。 本作こそ産業ロックの名盤であるのだから。 前々作「HEART」、前作「BAD ANIMALS」も良い曲の詰まった好作であったが、本作は曲の出来もそれ以上であり、哀愁度も増している。 全米第2位を記録した名曲「ALL I WANNA DO IS MAKE LOVE TO YOU」を筆頭に、切なく美しいバラードの「SECRET」や「I DIDN'T WANT TO NEED YOU」、ハードなロック・ナンバーの「WILD CHILD」に「TALL,DARK HANDSOME STRANGER」、爽快感溢れる「FALLEN FROM GRACE」、アコースティック・ギターのサウンドとのコンストラストが美しい「UNDER THE SKY」や「I LOVE YOU」、アンの慟哭が胸にぐっとくる「CRUEL NIGHTS」、アンとナンシーの掛け合いが魅力的な「I WANT YOUR WORLD TO TURN」等、全体的にバラードが多いにも関わらず全くだれることなく聴ける。 どこを切っても名曲が流れる金太郎飴のような好作品。
上の方々も仰るとおり、捨て曲が一つも無い傑作です。 産業ロックの透明感と分かりやすさ、アメリカンロックのエンターテイメント性、そして彼女らの70年代英ロックへの憧れをちょっとだけ含ませた、壮大で可憐な音に酔いしれます。 いきなり「Wild Child」の豪快なハード・ロックで聴く者を惹きつけ、続けざまにヒット曲「All I Wanna Do Is Make Love To You」でたたみ込んで、駄目押しに超甘甘バラード「Secret」でトドメを刺します!!!。もうこの3曲だけで元は取れます(笑)。 続く「Tall, Dark Handsome Stranger」「I Didn't Want To Need You」はBON JOVIのような軽快爽快な曲。しかしクオリティは依然として高し。 そして個人的には「Fall From Grace」~「Stranded」の4曲も聴きものです。特に「Stranded」の星空の中をゆりかごに揺られながら浮遊するような夢見心地の感覚は堪りません。 そして12曲目の「I Want Your World To Turn」の哀愁!!!。このナンシーのヴォーカル!!!。この切ない歌声!!!。「There's The Girl」でもそうでしたが、彼女の声は本当に魅力的です。特に派手なところもないこの曲ですが、終始憂いを漂わせながら悲哀的な歌詞を歌い上げる美声と相まって、僕の中ではかなりランクの高い曲です。 全体的なレベルから言えば3部作の中でも一番高いと思います。 いいメロディーがいっぱい詰まった、これぞアメリカン・ロックの魅力的一枚。
このCDも100円(税込み)で売られていたのですが、きっとなにかの間違いだったのでしょう。 おつりの間違いはいいますが、これはさすがに訴えても、若い店員なんか??ってとこでしょうから、なにも言わずにほくそえみました。 こんな間違いならバンバンしてほしいところです。 さて、内容ですが…僕が語る必要もないですか。皆様のおっしゃる通り。 エロチックな「ALL I WANNA DO IS MAKE LOVE TO YOU」聴きたさに買ったのですが、 他曲も素晴らしく、本当に得した1日でした。
ウィルソン姉妹のボーカルは本当にパワフルで勇ましいですね。 HEARTのライフワーク3枚の中では、彼女たちの歌心が一番味わえるアルバムではないでしょうか。 Every Little ThingやJudy & Maryみたいな「ボーカル・女、楽器隊・男」の編成に ありがちなナヨナヨっぽさが無いところも魅力。 「SECRET」が一番好きかな