何でこの作品のレヴューがないんだろうか・・。 ってわけで、作りました。 前作までの超絶ストリングスタッグが相次いで脱退してしまったので確かにそれを期待していたファンはがっかりさせられたとは思います(わたしもその一人)。 が、しかし、アルバムとしてのクオリティーはまだ高い位置にあると思います。 エンターテイメント性は衰えていませんし、楽曲も粒揃いです。 あからさまに売れ線に走ることはせず、DAVID LEE ROTHを貫いていると言えるでしょう。その結果が、IT'S SHOWTIME!や、BABY'S ON FIREに顕著に現れているのです。 超絶ストリングスタッグを武器にロック界に再び殴りこみをかけた彼は、まさにアメリカン・エンターティナーとして時代のトップを疾走しましたが、その武器を失ってもこれほどに強さを見せ付けています。EDWARD VAN HALEN、BILLY SEEHAN&STEVE VAIというこれまでに競演してきたとんでもないスーパースターと別れ、改めて自身の魅力を全世界に問うた作品であり、DAVID LEE ROTHを見つめなおすいい作品です。 一聴の価値あり!!