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RECREATION DAY (2003年)
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RECREATION DAY
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解説 - RECREATION DAY
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. KUZU ★★ (2003-05-19 00:14:00)

2003年リリース、Gothic色の強い正統派の音像、29さんが紹介されていた作品と、同一線上の作品と思われます。本作のアートワークはセピア色がメインで、宗教色の中に怒り(子供の表情)を前面に据えた写真は、音像同様、深さとインパクトがあります。
本作も全体に漂う、人間の内面の怒りをテーマにした歌詞を、その怒りをハスキーで太いVoが訴えかけるように、時にラウドに荒々しく、或いは語りかけるように、熱く歌い上げています。メロディーを形作っているのは、Gだけではなく、Keyもかなり大きな比重を占めています。そのKeyはイェンス系のピロピロ弾き捲りではなく、音とメロディーで荘厳さと冷たさを、Voの裏でもソロでも、歌詞の重さに忠実に、又堅実に表現しようとしています。
どの曲も冷たさと熱さが同居しており、彩る美しいメロディーが印象的。全曲気が抜けないのですが、オープニング(The Great Deceiver)、テーマ曲(Recreation Day)、7曲目(Blinded)、BT(Trilogy of the Damned)は特に気に入りました。もしかすると、特徴有るVoが好き嫌いを分けそうですが、メロディー強いGothicな音が好きな人には、お奨めできると思います。




2. ボドムっ子 ★★ (2003-10-05 21:20:00)

隠れた名盤ってやつでしょうか。日本盤が出ていないので聴く人が減ってしまうのは残念です。
かなりメロディックな正統派で、KUZUさんのいうようにゴシック的な雰囲気も漂わせています。二人のギターが非常にうまく、ツインの紡ぎだすメロディーはとても美しい。キーボードも冷たく、切なく、荘厳に、音色を使い分け、雰囲気作りが素晴らしいです。曲のパターンも多彩で飽きが来ません。Voに癖があるのでそこは好き嫌いがでそうですが、バンドの雰囲気に合っているので大丈夫だと思います。




3. ハルディン ★★★ (2012-10-20 23:06:58)

4th。スヴェンは脱退してしまったが、その後任として加入したリカルド・ザンダーの活躍ぶりは前任者とタメをはるほどで、Key奏者の交代によって懸念されていた耽美ゴシック色の減退も全くと言っていいほどなくむしろ前作以上にダークなメランコリーを塗した深遠サウンドへの志向を一層濃く感じさせます。

前作同様に叙情的でテクニカルなツインGが冴えるパワーメタルをベースにしたダークなプログレッシヴ・ハードながらも、より重厚なヘヴィネスを増加したことで音そのものの厚みや迫力が増した。不穏なムードを醸す分厚い混声クワイアや冷たく哀しいピアノが翳りの色を添えるゴシック風のアレンジが相変わらずディープな世界観を作り出す。トムのVoもさらに表現力が増し、特に慟哭を誘うような悲痛さの表現に関しては上手さが際立ちます。



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