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A LIFE SPENT DYING (2010年)
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A LIFE SPENT DYING
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解説 - A LIFE SPENT DYING
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1. kamiko! ★★ (2020-11-08 03:16:32)

米国産ドゥームメタル2010年作
十数年前に前作A Darkness Remembered(2004年)のレビューをしているみたいだが、その内容は概ね間違ってはいないが
少なくともMournful Congregationには似てもにつかない。当時はドゥーム経験値がまだまだで、なんでもMournful~に聴こえたのだろう。
前作はコンポジションに光るモノを感じさせるも、A級にはなりきれない楽曲構成と若干奥行きに欠ける録音状態で、佳作といった感じだったが
ギターの音自体はかなりツボを突く音質で、結構次作の登場を期待したものだ。結局音沙汰が無かったのでそのまんま忘れ去られたバンドだったが
先日この作品が400円くらいで叩き売りしていたのを発見し、ゲットしてみた。ここ2、3日くらいマイカーではコレを聴いている。
とりあえず、前作よりも録音状態は若干向上しているが、やはり奥行きに欠ける。ギターの音は前作同様にいい歪み方をしておりツボだ。
とても尖っており、突き刺さるような硬質な歪みのワリに、コードを重ねた時に適度なザラザラ感を感じる素晴らしいギターの音像が聴きどころだ。
作風も前作の延長上で、大きく進化したとは言えないサウンドではある。が、結構好きな音で興味深く聴くことができる及第点の作品だ。
ドゥームとは言っても、ドラムは結構叩くし、どちらかというと構築的な起伏に富んだ音楽をやっている。ヴォーカルはオーソドックスなデスヴォ。
この盤以降は作品が無いようなので、活動しているのかどうかわからないが、録音状態が向上し、優秀なギターの音が最適な音響で聴けるとしたら
とてもカッコいいサウンドに進化すると思う。



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