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スパニッシュクサメタルバンドの3rd。
これは母国語で歌ってるスペインのバンドの中でも、実力はトップクラスではないかと。
1曲めはまずお約束のクラシックインスト。
そこから始まるのはめくるめくクサメタルワールド。
心地よい疾走感と、適度なシンフォニックアレンジ。
そして、ここぞというタイミングで繰り出されるサビでのコーラスには、思わず頬が緩んでしまう。
これは、もしスペイン語で歌ってなかったら日本盤が出てもおかしくないのではないだろうか。
それくらいレベルの高いことやってると思う。
とりあえず、メロディックメタルで、最近良いのないかなぁ、と探してるならこれを手に取ってみては。

ヴォーカルも上手いし、演奏も民謡風で分厚いしなかなか良いかんじ。だからなんで英語で歌わないのかなと思ってしまう。キーパーズ・オブ・ジェリコじゃライズ・アンド・フォールを普通に歌っているので、英語で歌えないわけじゃないと思うけど。良質のクサメタが聴きたくて言葉にこだわらない人なら買って損はしないとおもう。

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