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EXCITER (1988年)
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1. 失恋船長 ★★★ (2018-05-20 13:25:43)

トリオ編成だったバンドも今作から新たに専任シンガーを迎え心機一転を図った1988年リリースのアルバム。オープニングからJP風味のイントロから走り出す、あの曲的なパターンを踏襲。そしてシンガーもハルフォードを意識したハイトーン系で、ある意味ダン・ピーラー風でもある。専任シンガーの加入はライブなどでは間違いなくアンサンブルの向上に一役も二役も役に立つだろうし、レコーディングにおいても今まで以上にドラムに専念出来る利点もあり、バンドの可能性は広げたであろう。

今作最大の問題点は音質の悪さ、キレの悪いミックスが曲本来の魅力を完全に殺している。彼らお得意の破天荒なスピードナンバーもこれでは迫力が伝わってこない。ライブ映えするような良い曲もあるのに、のめり込ませない音質の悪さが問題、このバンド最大の魅力は四の五の言わせないメタルな衝動に尽きるからだ。
このあたりの詰めの甘さというか、バンドとして恵まれた環境を掴む事が出来なかったのが、メジャーになりきれなかった最大の要因だろう。
今まで以上に細部に拘った構成、バカテンポ一直線ではない緩急を効かせたバンドサウンドは破壊力を伴い一気呵成に突っ込んでくる、まさにEXCITERな音だから余計に歯がゆく感じてしまいます。その辺りが評価を分ける最大にポイントでしょう。でも売れないマイナーメタルが大好物な猛者にはたまらんものがあるのですがね。



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