1984年9月13日、Mercury Recordsよりリリースされた12thアルバム。
ヨーロッパではVertigo Records、日本ではCasablanca Recordsよりリリースされた。
サウンド面では、前作で成功した「ポップでキャッチーなヘヴィメタル」路線をさらに推し進め、シングルカットされた「Heaven's on Fire」、「Thrills in the Night」といったミドルテンポのナンバーをアルバムの看板に据える一方、「I've Had Enough (Into the Fire)」、「Under the Gun」といったスピード・メタル・ナンバーもバランス良く配置され、全体にヘヴィな音づくりながらも非常にキャッチーなアルバムとなっている。
キッス史上初めて、Paul Stanleyによる単独セルフ・プロデュースで制作され、前後の作品がエッジの効いた硬質のサウンドであったのに対し、本作はリッチでぶ厚いサウンドでまとめられた。
1984年12月12日にRIAA公認プラチナ・ディスクを獲得。1979年の『Dynasty』以来最大の売り上げを記録した。
Recorded:May - July 1984 at Right Track Studios, New York
Producer:Paul Stanley