85年発表の実質2枚目のフルレンスアルバム。 曲の詰めの甘さというか未熟感というか、今イチ傑作とは言い難いんだけど、このバンドが持っているポテンシャルは十二分に聴き取れる、そんな印象の作品だ。 アルバムタイトルの“Brave The Storm"のサビなんかは爽快感に溢れているし、哀愁漂う“Reflection"、“Was I Wrong?"はその後の名曲群を予感させるし、CDには収録されている“Behind Closed Doors"もめっけもんのいい曲だ。 SHYは決して順風満帆の活動を今までしているわけではないし、過去に輝かしく売れた実績はないが、常に高品質なメロディアスハードな作品をファンに提供してくれている。売れて欲しい、という気持ちは常に持っているが、彼らには今後も高品質な作品を届けて欲しい、という思いの方が強い。そうすればいつか陽が当たる事を信じ、これからも変わらず彼らを支持していくだろう。SHY?大好きだよ!