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ONE NIGHT ONLY (2000年)
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ONE NIGHT ONLY
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解説 - ONE NIGHT ONLY
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. かわち ★★ (2003-08-11 23:12:00)

このアルバムを「ジョン・サイクスとその仲間たち」として感想を述べたい。
まず参加メンバー。
Vo&G;JOHN SYKES
ま~中心人物だし、元LIZZYだからね…。許しますよ。
G&Vo;SCOTT GORHAM
こちらも当然元LIZZY。フィルと長年苦楽を共にした人物。許せるでしょう。
Ky&Vo;DARREN WHARTON
後期LIZZYのKy。なので後期の曲じゃないと出番は少ない。本人がそれで良ければいいんじゃない?
B;MARCO MENDOZA
ジョン君の友達。別に下手じゃないけど…。彼じゃなきゃいけない理由はない。
Ds;TOMMY ALDRIDGE
色んなバンドに顔を出している、単なる雇われDs。
とま~参加メンバーだけ見ると、納得半分、意味不明半分といったところ。
じゃ~内容は?というと、無難な選曲で13曲。ただ、このメンツで13曲もLIZZYのナンバーを聴かされると、正直辛い。せいぜい3~4曲が限度だな。それか、いっその事すべてインストで演奏しちゃった方がよかったかもしれない。皆さん技量は申し分無いし。「BLACK ROSE」なんか特にね。
というわけで、このアルバムは「ジョン・サイクスとその仲間たちがLIZZYの曲をLIVEで演奏する」ことに興味のある人向けのコレクターズ・アイテムですかね?




2. ゆっき ★★ (2003-10-01 05:37:00)

輸入版(確か2000年ドイツツアー???忘れた・・・ゴメンなさい)
↑のレビューも判らなくはないけど・・・。
演奏はほんと良いです。
ただ、やっぱフィルがいないないので抵抗ある人はいるよね・・・ThinLizzy名義は・・・。
知り合いのイギリス人も絶対ダメっていってたし。
だけど、`94年のJapan Tourはサイコーだったよね?
もう絶対Liveで聞けないと思ってた曲が聴けて・・・。
そういう意味では、いまのLizzyも評価に値すると個人的には思います。
曲はいわずもがな最高!!
Johnがいま情熱を傾けてるものを知る為には、必須の一枚だと思います。
Albumを聞いて興味をもたれた方は、Bootlegでの`94年 仙台をお勧めしますよ♪



3. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-11-30 23:23:00)

内容は良いと思います。
私も94年のリジィ・トリビュート・ライブは行きましたし・・・。
でも、当時はあくまでフィルを偲んだトリビュートとバンド側も名乗っていましたしね。
この作品、シン・リジィといいきちゃって良いのだろうか???
だいたい、オリジナル・メンバーがこの録音、誰もいないし、
サイクスも実際、一曲しか曲作りに参加していなかったし・・・
個人的にはリジィ名義じゃなくてサイクス名義で出したほうが良かったのでは??
レコード会社の思惑もあるだろうけどね。




4. お爺のズボン ★★ (2004-06-17 00:00:00)

多分,楽譜におこせば同じなんだろうけれど,Tommy Aldridgeのスネア・ロールと,
Brain Downeyのスネア・ロールがこんなにも違うとな~~~。Tommy Aldridgeは
好きなドラマーなんだけれど,このアルバムは頂けません。
皆さんおっしゃるように,Thin Lizzy以外の名義で出してくれたなら,納得したのに。



5. さいくす。 ★★ (2005-04-17 02:09:00)

↑上記の方々の意見ももっともですが、かなり優れたライブアルバムです。
確かに、Tommy Aldridgeのドラムにだけに感じる違和感は否めない。
しかし、選曲・演奏等のクオリティはかなり高く、単なるLizzyごっこにしては、
聴き応えバツグンの作品であると思います。
特に最後の「BLACK ROSE」はヤバイっしょ!鳥肌モン!!
SCOTT GORHAMが、殿並に頑張ってくれてます。
この作品を、Lizzy盤として捉えるか、そうでないかは、複雑な気持ちだが、
私個人としては、楽しめる作品であると思います。
殿Lizzyは、94年来日時のブート盤「The Boys Are Back Again 94'」(東京厚生年金会館)でも聴くことが出来、音質・内容とも最高のライブが楽しめます。



6. Yukipapa ★★ (2005-05-14 02:33:00)

このアルバムは確かにTHIN LIZZY名義だけど、THIN LIZZYとして聞いてる
という感じではないんですよね。
今はプロ野球入りした山田や岩鬼が、自主トレのときだけ「明訓5人衆」と
名乗っているようなモンだ、みたいに捉えています。
フィル抜きのTHIN LIZZYなんて音楽的にはTHIN LIZZYとはいえないです。
フィルのそのあまりにも個性的な音楽センスゆえに、THIN LIZZYは一代限定の
存在でありえたのですから。
でもフィルの居ない今、誰かが彼の残した歌を歌い継いで、その存在を語り継いで
いくことには、私はやはり嬉しさと感じます。
サイクシーにはその資格があると思うし、ホントはゲイリーにやってもらいたいのですが、
さすがにそれは無理でしょうから。
そんなわけで私は今のサイクシー主体のTHIN LIZZYにも好意的です。
94年の来日公演にも行きましたし、とても感動しました。
このアルバムの演奏もとても熱が入っていて、テンション高いと思います。
でも確かに皆さん仰るように、トミーのドラムには違和感あります。
すごく乱暴に言うとコージー・パウエルが叩いているみたいに重くて、
ブライアン特有の軽快感に欠けるんですよね。
やはりドラムはブライアンであって欲しいなぁ。。。



7. ピュアメタラー ★★ (2005-05-22 03:14:00)

サイクスのギターは凄まじい!音がシビれる!圧巻。
フィルがいない今、誰かが受け継いでいかなければならない・・誰かといえばサイクスしかいないでしょ。歌も上手いし。




8. まあちん ★★ (2005-06-05 02:27:00)

演奏のクオリティーは確かに高いですね。
ただねぇ、相変わらず「Thin Lizzy」としてドサ回りしている彼らを見ると、当初の意味合いとは違ってきているような気がして、「嗚呼、喰っていくのって大変なのね」と冷めた見方・・・。
このアルバム、買ってから2、3回は聴いたけど、多分もう聴かないでしょうね。そんな暇があるなら、オリジナルのアルバムを聴いた方が何百倍もイイな。
94年の来日公演、行きましたよ。曲の素晴らしさ、タイトな演奏に感動しながらも、フィルがこの世にいないことを再確認させられて泣けてきました。
この作品を無条件で受け入れられるか否かは、一体何が生じさせているのか、ふと考えてみたりして。
単なる世代間による捉え方の違いなのか、はたまたジョンの大ファンとそうでない者との許容の度合いの違いなのか・・・どうでもイイか?
34才のおっさんであるワタクシは、ジョン・サイクスのファンでもありますが、それ以上にジョンが加入する以前の「Thin Lizzy」の大ファンなんですな。
正直、ジョンであるかは別として、誰かがこのバンドを受け継ぐ必要なんか全然ないし、「一体そんなこと誰が頼んだのさぁ?」などと思ったりもします。
曲やバンドの素晴らしさを伝えたいのであれば、個々のバンドで、ライブの時に数曲でもやりゃイイじゃん。
ダメかい?
一瞬でもフィルのこと想ったり、曲を聴いて感動していることで、「Thin Lizzy」ってバンドはまだ終わっていないと思うんだがのぅ・・・



9. MACHINE HEART ★★ (2008-06-21 16:18:00)

リアルタイムでLIZZYに触れたファンの皆様には複雑な気持ちであろうライブ盤。
確かに演奏も選曲もいい。SUICIDEなんか「LIVE AND DANGEROUS」のテイクよりも数倍はカッコいい。
だけど、この面子でのライブはタイトルどおり「一夜限り」で終わらせるべきだったと思う。
上で何名か仰っているように、ダウニーのリズミカルなドラムに慣れた身にはトミーの淡々としたドラムはやはり違和感があるし、サウンドの肝であるベースもギターに隠れがちで、リズム隊はもうちょっと考えての選考が必要だったと思う。
いまだにTHIN LIZZYを名乗っての活動は続いてるみたいだけど、やはりこのバンドに関してはフィルと共に安らかな眠りについていてほしいと思う。




10. はっちゃん ★★ (2013-12-02 00:42:59)

THIN LIZZYの曲が聴けるのであれば、それはそれで嬉しいことだ。

YOU TUBEなんかを見ていると、THIN LIZZYのコピーバンドが世界中で頑張っていることがわかる。
ここ日本においてもLIZZY BOYSというバンドが相当なハイレベルでプレイしていて、実際に当地で
行われるフィルのトリビュート・ライヴにも参戦していて海外での認知度も高い。
こうしたことからも国を問わず、年齢を性別を優劣を問わず、21世紀の今もTHIN LIZZYは愛されて
いるということを実感できる。

しかし、それが当事者ということであれば話は別だ。
そもそもTHIN LIZZYという名義を使用するには法的な条件が必要になってくる。
オリジナル・メンバーのブライアン・ダウニーと黄金期を支えたスコット・ゴーハムそしてフィルの
妻であったキャロラインの3者の許可が無ければTHIN LIZZYを名乗ることはできない。
ぶっちゃけジョン・サイクスは当事者でありながら部外者なのだ。
その彼がこの問題をクリアすべく奔走した情熱には本当に頭が下がる思いがする。サイクスのLIZZY愛は
原カントクのジャイアンツ愛よりも深く熱いということなのだろう。

このメンツがLIZZYナンバーを演奏するとどんな風に聴こえるのか、ある程度の予測はできた。
ウワモノ3人は元LIZZYだから違和感は無い。リズム隊の2人に関しては「…まあ、こうなるよね」と
ガッカリ方向で納得。2人が悪いわけじゃない。彼らには彼らのプレイ・スタイルがある。
だが、ファンの耳は厳しい。比較される相手はフィリップ・ライノット率いる『真・LIZZY』なのだ。

比較さえしなければ、コピーバンドとしてこれほどハイクォリティなものは無いと言える。
収録された曲も過去のライヴでは定番のナンバーばかりで意外性は無いがおおむね楽しめるものだ。
コアなマニアからは気持ちいいほど真っ向から否定されるこの『THIN SYKES』だが、もともとジョンは
僕らと同じくただのLIZZY好きの兄ちゃんだったはずだ。LIZZYへの愛と敬意はビッグファンの僕らと
なんら変わらない。ゴリ押し感が少々メディアに拾われすぎなのは気の毒だ。

残念に思うのは、ジョン・サイクスの大ファンは「THUNDER AND LIGHTNING」は聴くけれどLIZZYの
他の作品はちょっと…という人が割りと多いのが少し寂しい。ま、嗜好の問題は仕方ないけど。



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