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HERESY (1989年)
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HERESY
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解説 - HERESY
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ローランDEATH ★★ (2003-08-23 01:09:00)

西ドイツ出身のジャーマン・メタル期待の星であった彼等の1989年作の2nd。
ドイツ特有のメロディとスラッシュ/パワー・メタルの融合をみせた感じで、ジャーマン・スピード・メタルとも形容できる。
実に歯切れの良いサウンドで、スピード重視の姿勢は、非常に気持ち良い。
ツインリードもなかなか良く、ネオクラシカルなフレーズも時折顔を出す。
ジョーイ・ベラドーナのようなVoがしっかりとメロディを歌い上げるのも特徴であろう。




2. Kamiko ★★ (2003-09-20 00:01:00)

ドイツ産スラッシュの名盤。
同時期のスラッシュでは光ってたワリにあまり有名ではないようだ。
残響音浅めでザクザク感のあるギターは、6連で刻む時にはまるでマシンガンのごとく迫力があり、ソロを弾けば独特の音色に妙に惹き付けられる。
静かに爆発音が鳴り、メランコリックなアコギで始まる。また、トラックの最後にも爆発音が鳴り、全体を通して何故か涼しげな孤独感に浸れるのである。
パワフルで迫力がありながらも、どこか翳りのある作品。ローブを纏ったとてもダサいジャケで、素で見れば笑いが出る筈なのだが、このジャケが異様にサウンドにマッチしてて、決してダサさでは語ることができない崇高な魅力があるのです。
演奏は熱いのに雰囲気は冷たく、ジャケはB級、曲も良し、これだけ揃ってれば文句ないです。




3. GEN ★★ (2003-10-05 02:03:00)

「HERESY」アルバムはある一時期、朝聞いて出掛けて夜帰って聴いて寝る前に聞いて…と、完全にライフワークに近い頻度で聴いていた。
複雑な曲展開は時としてバンド自身のマスターベーションに終わることも多いが、このアルバムにはそんな冗長さは微塵も無く、全てが完璧なアレンジで持って完成されている。
一時期、専門店ではかなり法外な値段が付いてることもあったが、最近再発されて入手しやすくなってるし、もっと注目されるべきバンドだ。
この隠れた名盤に少なからず影響されているバンドも結構いるみたいだしね。
嗜好性がメロデスのドラマ性がヒットする輩なら、こいつはイケルよ!



4. ガノタ ★★ (2004-03-10 01:55:00)

いいですね、これ。
1聴してメタリカ風かと思えば、非常にアンスラックスっぽい曲もあり(voのせいか)、
テクニック的にも悪くなく、哀愁漂うメロディもいい。
スピードも十分で、久々に長く聴けそうなアルバムです。
もう少し評価されるべきですね、これは。



5. noiseism ★★ (2005-05-17 17:27:00)

ドラマティックなスラッシュメタルの名盤。
個人的にはFLOTSAM AND JETSAMの2ndと並ぶ。
ヘヴィでスリリングなリフや、美しいツインリードに心打たれる事間違いなし。




6. バイオレンス ★★ (2005-09-02 17:08:00)

正に隠れた名盤といえる。
ジャケはB級そのものだが・・・
展開、リフ、ソロとアルバムの出来は一級品。
ベイエリアに通ずるギター音でもある。
買って損はない。



7. ex_shimon ★★★ (2005-11-23 16:36:00)

89年,2nd
一言でこれは名盤
メロディあり、展開良し
このアルバム出た当時は結構名前が知られてたPARADOXだけど
なぜこの路線で続かず解散してしまったのか不思議でならない
(11年後に復活するけど)




8. 火薬バカ一代 ★★ (2006-11-15 22:09:00)

ジャーマン・スラッシュ・メタル史に残る名作として、燦然と光り輝く'89年発表の2ndアルバム。
勇壮なリフ、ツインGの煽情力、歌メロの質、曲展開、様式美に則ったアルバムの構成と、
あらゆる要素がデビュー作から桁違いのグレードアップを遂げており、十字軍を題材にした
(昨今話題の『ダ・ヴィンチ・コード』にも通じるものがある)コンセプト・アルバムということで、
ドラマ性に満ちたスケール感も、これまでの比ではない。
JUDAS PRIEST、IRON MAIDENばりのメロディックなツイン・リードGが際立っていた前作に対し、
今回は豊潤なメロディがアルバム全編を貫き、HELLOWEENを初めとするメロディック・パワー・メタルへ接近した印象。
勿論、スラッシュ・メタル・バンドならではの攻撃性や疾走感は十分に保たれていて、それはアグレッシブなリフの刻みや、
硬派な歌メロにも明らか。(とは言え、このNWOBHM風の弾けきらない歌メロは好き嫌いが分かれるか)
まぁとにかく、1度アルバムのタイトル・チューン①を聴いてみて欲しい。起承転結が完璧に決まった
劇的極まるドラマの海で溺死すること請け合いですから。また、⑤のエンディングのアコギの余韻を切り裂いて、
スラッシーな⑥のリフが走り出す展開には「くぅ~、これよこれ!」と、思わずガッツポーズもの。




9. 失恋船長 ★★★ (2012-05-27 03:07:57)

ジャーマンスラッシュと言えば突貫型のドコドコとした破天荒なスタイルを思い出しますが、ここで聞けるサウンドのメジャー感には驚かされました、学生当時の友人が同時期にリリースされたRIOTの新作CDとこのアルバムを貸してくれたのですが衝撃度はこちらの方が数段上でしたね。スラッシュ然としたアグレッションと正統派メタル然とした流麗なメロディがメタル魂を鼓舞します。ザクザクと刻まれるギターリフ、緊張感を損なわないハイテンションな演奏はキュッとケツの穴を締めてくれますね。あくまでもスラッシュでありながらはき捨てないメロディを歌うシンガーの力量も素晴らしく今作を名盤の域へと押し上げている。知名度は低いけれども作品としての価値は一級品です。全編に漲るソリッドで硬質なサウンドと疾走感と重量感のバランスが見事に調和され能天気で突っ走るだけのバカっぽさなど皆無な清々しい一枚ですね。


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