あまり期待せずに買ったのだが、素晴らしい!! 70年代のシャレた雰囲気を現代風にアレンジしたようなグルーブ感抜群の楽曲群。 ギランのボーカルも良いし、痩せたギランが これまた 格好良い! Black Night や Smoke on the water等のクラシカルフレーバーの少ない魅力的なDPらしい楽曲が多い。 こだわりを捨てて 是非是非 聞いてみてください。
前作『ABONDON』が数曲除いて全然気に入らなかったので、期待してなかったのですが、これはなかなか良かったです。 さすがに『PURPENDICULAR』ほどは気に入りませんでしたが、良い曲がたくさんです。 ジョンロードが抜けてドンエイリーが入ったからといって音楽性にほとんど変化は見られないですね。ドンエイリーだって充分に上手いんですから。 「NEVER A WORD」は「THE AVIATOR」のようなDEEP PURPLEっぽくない新しい曲ですね。 気に入った曲は「HOUSE OF PAIN」「HAUNTED」「RAZZLE DAZZLE」「PICTURE OF INNOCENCE」「I GOT YOUR NUMBER」「NEVER A WORD」「BANANAS」と多数。
心地良いグルーヴィなハードロックを堪能できる快作。 前作が散漫になり過ぎた反省か、曲構成やメロディも前々作PURPENDICULARのようによく練りこまれていますね。 特にPicture Of Innocenceからのアルバム後半の流れが良かったです。 Bananasはギターとオルガンのスリリングな掛け合いが往年のDPを彷彿させる名曲だし、 Never A WordのようなThe Aviator路線の曲はスティーヴ・モーズ加入後のDPの新たな魅力の一つになりつつあるでしょう。
リッチーが去り、そして、ジョン・ロードが去った...だがパープルはそこでは終わらない。新たな伝説のために… 今作から加入したドン・エイリーも前々作から加入したスティーブ・モーズもこのアルバムではリッチーやジョン・ロードとなんら遜色なくパープルに自分たちの個性を同化させている。ゆえに、全く違和感なく聴けるという以上に、より洗練されたサウンドで進化したパープルをこの作品で聴くことができる。 個人的なベストトラックは「House Of Pain」、「Silver Tongue」、「Picture Of Innocence」、「Never A Word」、「Bananas」でその他も捨て曲なしの名曲揃いのまさにパープルの名盤でしょう。ぜひ聴いてください。