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GOTHIC (1991年)
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GOTHIC
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解説 - GOTHIC
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2003-09-05 01:06:00)

初期作品から聴きつづけてるボクにとっては、このアルバムとLostParadiseがイイのです。3stで正統派に近づき、それ以降の作品で、「ああ、ParadiseLostは死んだ」と感じてしまった。このアルバム、ギターのディレイの深さが常識を超えてます。ほんで、ゴシックメタルっちゅうジャンルの礎はまさにコレが最初(当時そんなジャンルなかった)で、強烈なインパクトを放ってました。もちろんこの頃は無名だったけど・・。タイム感、作風、女声とダミ声の掛け合いなど、従来の常識を覆すアルバムで、その後、これほどのインパクトを放つ作品に出会ってないッス。しかし、演奏は激ヘタなんだなあ。このヘタさが更に臨場感を出しててショック倍増。



2. GEORGE ★★ (2004-05-09 23:57:00)

91年の2nd。
Kamikoさんの言われるように当時は「ゴシックメタル」なんて言葉はなくて「デスメタルだけど速くなくてメロディアス」という扱いだったような記憶が。
要所要所に女声コーラスや効果音をまぶして雰囲気作りしているが、それ以上に雰囲気を持っているのがギター。
特にギターソロ時のメロディと音色は出色。
ニック・ホルムズのヴォーカルも太くてまろやかなデス声。
これはゴシック云々抜きにしてみんなにも聴いてほしいなあ。




3. WILK Ⅱ ★★ (2005-12-23 02:41:00)

今年はゴシック系に嵌った一年でしたが、ゴシック系のバンドの殆どはこのアルバムの影響を受けてるのではないでしょうか。
15年前の作品とは思えません。
後の作品の方より整合感、完成度は劣るものの、個性では断然コッチ。
独特のギターサウンドが凄く印象に残りました。(90)




4. ふっきい ★★ (2006-06-16 13:43:00)

ICONからバンドを知ったのですが、このアルバムは演奏が(特にドラム)へたっぴで最初は「なんじゃコラ(笑)」と思いましてろくに聴かなかったのですが、聴き込むと割合い良かったりします。
彼等特有の錆色の不穏な空気は既に確立されているし、ギタリストのセンスは飛び抜けています。
初期作だけあって色々アラはありますが、見掛けたら買ってみては?



5. 冷水 ★★ (2008-07-12 22:29:00)

演奏はヘタッピでも何も無いでしょ。
実際ヘタッピというか簡単なのは5th以降だし。
ギターやってる人からの感想でした。



6. 寝坊メタル ★★ (2008-10-14 18:37:00)

ゴシックメタルの始まりを告げた歴史的名盤。2ndアルバム。
基本こそデス/ドゥーム色の色濃いヘヴィでドロドロとしたサウンドを主軸としていますが、
この作品の特筆すべきは浮遊感の漂う独特なギターサウンドによるリフ/メロディや
女声コーラスなどによって耽美的な世界観を構築している点にあります。
①⑤でそれが特に顕著であり、両曲ともParadise Lostを語る上では欠かせない名曲でしょう。
①に至ってはゴシックメタルを代表する極めて重要な楽曲です。
ただ、この作品がゴシックメタルの完全な完成系とは言いがたく、
まだまだ実験的な要素が強く、上記で述べたようにデス/ドゥーム色を強く感じました。
完成度/整合感では後の作品に大きく譲ることは否めませんが、
この作品が当時のアンダーグラウンドシーンに与えた衝撃を考えれば、
今作のメタルシーンにおける歴史的意義は非常に重要なものでしょう。
万人にはとてもお勧めできませんが、個人的にはとても好きなアルバムです。
ちなみに現在では\1400くらいのリマスター盤が流通しています。




7. deathmask ★★ (2009-05-01 19:01:00)

かなり前にドラコニアンタイムズを聴いてあまりピンとこなかったので、永らくスルーしてたパラダイスロストですが、暫くして何と無くこのCD買ってビックリ!全然違うじゃないかと。
こっちは相当気に入りました。野蛮なダミ声、荘厳な女声、反響するギター、微妙にテンポをズラしたようなドラム・・・全てがストライク!よく演奏がヘタと言われてるようですが、この歪んだ様な感じが逆に緊張感を演出してて最高ですよ。同じ路線でもう一枚くらいイってほしかった!
曲も程よく疾走して殆ど5分未満で構成されてるので聴きやすいですよ。オススメ!



8. 火薬バカ一代 ★★★ (2018-04-19 22:53:33)

PARADISE LOSTが'91年に発表し、「ゴシック・メタル」というHR/HMのサブ・ジャンル誕生に決定的な足跡を刻んだ2ndアルバム。何せタイトルからしてそのまんま『GOTHIC』ですし、曲によってはKeyやオーケストレーション、ソプラノVoによるお耽美な味付けも加えられていたりと、最初の第1歩にして既にこのジャンルに求められる要素を一通り網羅しているのだから凄い。いやこの場合は彼らがここで提示した要素が、後にゴシック・メタルに必要不可欠なスタンダードになっただけなのか。
尤も、本作の時点では飽くまでそれらはほんの彩りに過ぎず、地の底から湧き上がって来るかの如きニック・ホルムズの咆哮Voにしろ、蠢くGリフにしろ、中~低速をメインに泥濘の中をもがくように這い進むリズムにしろ、今時のゴシック・メタルのようなキャッチーさになんぞ目もくれないサウンドは、完全にデス・メタルのそれ。未だゴシック・メタルもドゥーム・メタルも認識の埒外だった当時は、CELTIC FROSTやドイツのMORGTH辺りと比較しながら、単純に「スローなデス・メタル」として楽しんだ覚え有り。
女性VoやシンフォニックなKeyによる荘厳なアレンジが施された①②⑧のような、ゴシック・メタルの雛型チックな楽曲勿論素晴らしいのですが、個人的に断然心惹かれたのは、重々しく破壊的なサウンドと、リードGが紡ぐメランコリックなメロディが美醜の対比を描き出す名曲中の名曲⑤ですよ。
PARADISE LOSTのメンバーが自信の持って「真のデビュー作」(1stは納得行く仕上がりになる前にリリースしてしまったため)と語るのも納得の、エポック・メイキングな1枚。



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