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THE ROSE GOD GAVE ME (2001年)
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THE ROSE GOD GAVE ME
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解説 - THE ROSE GOD GAVE ME

2001年8月29日、RCAアリオラジャパンよりリリースされた3rdアルバム。
グルーヴ感を重視しドラムとベースは一緒に録音し、ギターやベースのチューニングを落とし、意図的に音を割れさせ、より一層ハードでヘヴィなサウンドになっている。
帯のキャッチコピーは「聴き逃がすな!HEAVY&LOUD そしてGLAMOROUS。暴力的変貌を遂げた新生サッズ、反逆のリアル・ファーストアルバム!」
2001年3月31日付けを以って、「方向性の違い」という理由で牟田昌広の脱退が発表される。後任にはかつて黒夢のサポートメンバーであった 満園英二を迎える。こうして、バビロンツアーの「FOR YOU」や「Darkness is my spiral mind」で見せたダークさに、満園の加入でヘヴィさが加わった。
バンドとして新たな船出を迎えたSADSは、同時に東芝EMIからBMG JAPANへレコード会社を移籍した。レコーディングを終え、米国の有名エンジニアを頼ってミックスダウン作業のためロサンゼルスへ旅立った。ところが、このロサンゼルス遠征は失敗に終わる。清春によると前出のエンジニアのミックスは「日本のロックを舐めてる」との事で、結局日本に戻って旧知のエンジニアに依頼することになる (この時のミックスは『THE ROSE GOD GAVE ME (LA MIX VERSION)』で聴く事が出来る)。結果的に、このロサンゼルスの一件で数千万円の損失を発生させることとなった。
そうしたトラブルを乗り越え、シングル「PORNO STAR」(オリコン初登場5位)、「APPETIZING 4 SONGS EP」 (オリコン初登場9位)、そして本作『THE ROSE GOD GAVE ME』 (オリコン初登場5位) をリリースし、ツアー「THE STAR STRIP」 (シークレットライブ2本含め、全国31会場32公演) に突入する。同ツアーの栃木公演では、清春と昵懇の間柄であるT.M.Revolutionの西川貴教が登場するサプライズがあった。また最終公演「"THE STAR STRIP" FINAL」では日本武道館での公演を果たす。THE MODS、矢沢永吉のトリビュートアルバムにも参加するなどバンドとして2001年は充実した一年であった。
なお、本作に収録されている「See A Pink Thin Cellopfane」のプロモーションビデオは当時お蔵入りになっていたが、『リクープ』発売の際に「未発表PV」として収められている。
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Nancy ★★ (2003-09-10 04:27:00)

サッズを食わず嫌いしている人には是非聴いてもらいたい。
ベースとドラムのリズム隊が抜群で、
それに艶のある清春のヴォーカルが被さり、
帯にもあるようにヘヴィ&ラウド、そしてグラマラスなサウンドを見せている。
「See A Pink Thin Cellophane」「Nancy」「Hate」など躍動感溢れる曲も良いし、
「Third Eyes Trial」のグルーヴ感も気持ち良い。
バンド=ロザリオ、才能=薔薇と掛けたアルバムを象徴する「ロザリオと薔薇」
シニカルな歌詞をハイスピードな曲に載せた「Because」
とにかく全曲質が高くかなり好きなアルバムです。



2. ゆーし ★★ (2004-01-08 19:27:00)

新たなベーシストとドラマーを迎えて作られた3rd。
前作までとは違ってモダン・ヘヴィな音作りで、歌詞も大半が英語詞になった。
で、全体的になかなかいい曲が揃っていると思うけど、清春はやっぱり日本語で歌った方がいいなとも思わされました。作詞面でも発音面でも英語が得意とはいえない人だしね。英語詞だと譜割りがどうしても大まかになってしまうので、メロディの幅も狭まってしまうし(「Cry Out」の"切望に満ち果てた~"の部分とかは、日本語だからこそ出来る譜割り)。
まぁ、でも、カッコいいアルバムなのは確か。速い曲が多いけど、一番のお気に入りはミドルテンポの「The Life Beyond Desperation」だったりします。




3. Usher-to-the-ETHER ★★ (2004-01-18 06:25:00)

とにかく音質が向上し、格段に聴きやすくなった3rdアルバム。
2ndまではなんとなくボーカルとドラムが前に出すぎていたり、ギターの高音がちょっと耳に痛かったりしたんですが今作はそんな不満は全くありません!!とにかく重低音が効いていてかっこいいリフがいくつも繰り出されるのでメタル者にもお勧めです。
出た当時は「マンソンに影響された」と言われてましたが、全然似ていないと思います。本人も否定していましたし、清春さん独特の世界が広がっています。
ただ、一曲朗読が挿入される曲があるんですが、あれはちょっと…いかにも「読んでます」って感じで聴いているとちょっとハズいです(笑)




4. speed ★★ (2004-03-01 19:08:00)

THE ROSE GOD GAVE ME / SADSですが、へヴィーなサウンドが好きな人にはかなりオススメ、最高のへヴィー&ハードロック曲ありの良いALBUM.



5. メタル・ハンター ★★ (2004-03-15 11:56:00)

過去の二作と比べるとやばいくらいへヴィ&ラウドなサウンドだったので、最初のうちはあまり聴きこめませんでしたが、聞き込んでみるとやっぱりスゴイと思いました。
ヘヴィなサウンドを盛り立てるギターとパワフルなリズム隊、そして清春の艶やかなヴォーカルが複雑に絡み合って最高にカッコイイです。
聴いているとまるで洋楽を聴いているみたいな錯覚になります。



6. MSK ★★ (2004-08-12 11:50:00)

このアルバムはメタルだ。ハードロックやヘヴィロックよりも重い。
一曲目のHello。名曲です。メロディも素晴らしい。シングルになったポルノスターも凄すぎる。そして最後の曲Because。これもすばらしい。
一般的にも通にも敬遠されがちなSadsだがこのアルバムは買って損はない。本当に素晴らしいアルバムだ。



7. N男 ★★ (2005-01-09 18:42:00)

Sadsも黒夢も本人のソロも作風が毎回変化するが、どれも個性があって曲の粒が揃ってる。
このアルバムが出たときは随分とヘヴィで聴き疲れした。
清春のキャリアの中でも特に変貌した時期だと思う。
何千万も借金背負った直後だろうが、この攻めの姿勢は流石。
飽きらかに売れ線から遠ざかってる(笑)
(株)カマキリから晴れてオサラバ出来て、ブチ切れてるねぇ。
英詞がガッツリ増えたが、もはやこの曲調に日本語を無理やり載せる意義はないなと感じた。
①、②、③、⑥、⑩、⑬が気に入った、⑫が無ければかなりの傑作だったと思うだけにもったいない。
Sadsで一枚というならこれかな。
[★★★★ ]




8. dave rodgers ★★ (2005-02-20 13:54:00)

SADSではこれが唯一へヴィな路線の3rd。



9. 松戸帆船 ★★ (2005-04-11 17:59:00)

SADSの中で最も重くて凶暴な音を出しているアルバム。発表当時は「リアルファーストアルバム」と呼ばれた。
メタル好きに薦めるならこのアルバムが最適でしょう。




10. S.M.C. ★★ (2005-07-07 13:11:00)

SADSの3rd。
SADSの中で個人的に1番好き!!
今まではSADSだったが、清さんのソロバンドって感じが正直したが、このアルバムは4人の鉄則も硬かったし「SADS」っていうバンドって感じがします。タケチャンのプレイもアグレッシブになっていったし。
HEAVYでGLAMOUROUS。初めて聞いたときの音の音圧、破壊力は凄かった!こんなバンド、ほかにはいないよ。正に唯一無二。
名盤!!!




11. dave rodgers ★★ (2006-01-29 23:10:00)

今でもよく聴きたくなる名盤



12. Sail to the Moon. ★★ (2006-10-15 22:24:00)

ダアァクネェェス



13. ★★ (2009-01-13 21:45:00)

最高。



14. NK ★★ (2009-02-04 14:47:00)

ヘヴィーでグラマラス。
ブックレットもカッコいい。
音的には最高。だけど中途半端な英語詞がなぁ・・・




15. 朱雲 ★★ (2009-11-27 18:27:00)

発売した当時は重すぎて聴けなかった。それぐらい一貫して、暴力、退廃感が漂う。
疾走感に頼りすぎないで、グルーヴィーなサウンド作りに非常に好感が持てる
(まぁ、疾走曲もあるけど)。



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