この曲を聴け!
101 SOUTH (2000年)
MyPage

101 SOUTH
モバイル向きページ 
解説 - 101 SOUTH
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. KUZU ★★ (2003-09-15 19:27:00)

HARLAN CAGEのKeyの人のプロジェクト的作品、といっても、メロディーには相当パワーと力を注いだであろう、聞き応えのある一枚。
USA出身なから、もっと大陸の湿っぽさを感じる。あまりUSの埃っぽさを感じない、いや皆無ではないけど、随分少ない。また、全体的に落ち着いた、ゆったりして、叙情的な部分が多い様に思います。Voも頑張って歌ってる部分は、力と感情がこもって好感。
1~2曲目はアメリカンだけど、聴き所は3曲目あたりから。ハイライトはNowhere To Run、Your Razor Is Sharpあたり。メロディー派で落ち着いた大人の音が好きな人には、きっと気に入って貰えるはずです。




2. cozy_ima ★★ (2007-03-20 18:08:00)

1と7のいかにもアメリカンなナンバーが素晴らしい。
その堂々たる歌唱は、デビカバをも彷彿とさせる。
特に1の、低音の語り的ボーカルは、デイブリーロス、もしくはポールショーティノ
を思わせるような色気を持つ。
それ以外は、基本的にハーランケージの流れを組む哀愁のメロディアスハード。
その完成度は、彼らのFORBIDDEN COLORSと同一レベル。
マイナー調のナンバーは文句なしに素晴らしいが、個人的には大陸的おおらかな
必殺チューンを2曲もってきたことが嬉しい。
2000年リリース




3. うにぶ ★★ (2007-04-08 16:11:00)

HARLAN CAGEもそうですが、数曲を除けば、とてもアメリカのバンドとは信じられないような、北欧メロディアス・ハードものに近い雰囲気の曲が多いです。
ヴォーカルが違っても歌メロもHARLAN CAGEっぽいあたり、歌メロまで全部ロジャー・スコット・クレイグが書いてるんでしょうね。
ジャケやバンド名からはほとんど真の音楽性を想像できないので、どう売ったらいいか分からないバンドという印象。きっとメロディアス派のマニアにしか知られていないだろうことが、もったいない。(私は泥臭いアメリカン・ロックかと思って買いました)
基本的には哀メロ好きな人におすすめです。




4. 火薬バカ一代 ★★★ (2020-08-18 01:02:41)

HARLAN CAGEや近頃再結成を遂げたFORTUNEでの活動を通じてメロディ愛好家から厚い信頼を勝ち取るロジャー・スコット・クレイグ(Key)が新たに立ち上げたプロジェクト、101 SOUTHが'00年にMTM RECORDSから発表した1stアルバム。
Voは長年の相棒ラリー・グリーン…ではなく、’14年にソロ・デビューも飾っているグレゴリー・リン・ホールなる人物ですが、流石にロジャーのお眼鏡に適ったシンガーだけあって歌唱能力には一点の不安もなし。太めのハスキー・ボイスを駆使するマイルドな歌いっぷりは、むしろこれ程の実力者がローカル・レベルでくすぶっているアメリカのHR/HMシーンの層の厚さに驚かされるぐらいですよ。
力強く重厚な②、アップテンポでキャッチーな⑤、憂いを湛えたコーラス・ワークが胸に迫る⑥等、「よくもまぁこんなグッとくるメロディを考え付く」ってな職人技が冴え渡り、こちらの泣きのツボを押しまくる哀メロに彩られた収録曲の粒の揃い具合は、ロジャー絡みの作品の中でもトップクラスと言えるレベル。結構最近まで本作はおろか、バンドのことすら知らずに過ごしてきた我が身を悔やまずにはいられませんて。
特に絶品の歌声を得て、暖かみに溢れたヴァースから悲哀に満ちたコーラスへと移調しながら盛り上がっていく(ほんのりプログレ・ハード風味あり)④と、本編中最もHR色が濃い仕上がりながらもサビメロの劇的さにハートを撃ち抜かれる⑫は、00年に聴いていたら間違いなくその年のベスト・チューンに選出していたであろう名曲。
復活FORTUNEには不参加のロジャー、ならこっちで新作を出してくれないものか。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示