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TERROR AND SUBMISSION (1987年)
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TERROR AND SUBMISSION
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解説 - TERROR AND SUBMISSION
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 疾走野郎 ★★ (2003-09-28 13:23:00)

'86年デビューアルバム。サウンドわりーっす(笑)それでも速い曲多いし、スピード狂の自分にとってはお気に入りな一枚でした。



2. KUZU ★★ (2003-11-23 23:32:00)

リフのカッコよさは、カートがAGENT STEEL時代から培ってきたモノを、そのまま持ち込んだ感があります。またほぼ全編疾走感や躍動感に拘った、スラッシュ/パワーメタルの醍醐味も兼ね備えています。疾走する曲、Black Plague、Blood of The Saints、Mortal Fearなんかは、叩けば埃のでるサウンドだけど、よく聴きました。
ただ・・・2人のギターソロバトルの所、なんか、音程が「変」?勢いは感じるんだけど、首を傾げたくなる音の運びで、折角格好良く盛り上がるはずなのに、考えさせられてしまって素直に楽しめない部分があります。AGENT STEEL関連の音を集めているマニアな方、お金に余裕のある人には、お奨めします。




3. ローランDEATH ★★ (2004-02-01 02:24:00)

アグレッシヴ・パワー・スピード・メタルとでも表現すべきか。確かにAGENT STEELに通じるものがある。
Voが非常にクールでカッコいいし、ギター・リフの雨あられ攻撃にノックアウトされる。
ちなみに、俺は、このなだれ込むようなギター・ソロが大好きである。
本作では、録音状態に課題があるが、次作では、それが解消され素晴らしい作品を発表している。




4. noiseism ★★ (2005-04-19 04:08:00)

結局解散するまでまったく注目されなかったな~。
全編勢いに満ちていて、彼独特の手数の多いリフが次々と飛び出してくる。
スラッシュメタル好きなら絶対に見逃してはいけない。もちろん2ndも。
って、どうやら現在も活動中らしい。新しいシンガーも見つけたようだ。




6. メタル伝道師 ★★ (2009-03-15 19:31:00)

86年発表の1st
本バンドの最大の魅力は中心人物であるカート・キルフェルト(元AGENT STEEL)の手数が多い複雑なギターリフ
AGENT STEELも顔負けの流麗でドラマティックなソロを聞かせるツインギター、このツインギターと一体となり
無理のない速度ながら雪崩のように突進してくるリズム隊は疾走感抜群でスピードチューンの魅力を倍化させている。
また強引に言葉を紡ぐVoが本バンドの個性をさらに強めている、彼の歌唱は吐き捨てスタイルではなく歌うタイプ(正直下手)だが
彼以外のVoでは本バンドの魅力は半減したであろうと思う程曲にマッチしており、その独特の歌唱法が病みつきになる。
一度ハマルと抜け出せない中毒性を秘めたすばらしいスラッシュアルバム。




7. カットタン ★★ (2009-06-14 21:03:00)

80年代のスラッシュメタル、スピードメタルの魅力が詰まりに詰まった超名盤。
リフとメロディが激突し合って駆け抜けていくような爽快感。それに負けじとVoも必死に歌い上げる。
かなり攻撃的ですが、意外なほどにメロディアスなのもやはり魅力ですね。
たまに、同じく超名盤な2ndとの二枚組みというお買い得品を見かけるので是非。




8. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-10-17 00:10:06)

元AGENT STEELのギタリスト、カート・キルフェルトにより結成されたスピード/スラッシュ・メタル・バンド(なおバンド名は「ホーリー・テラー」ではなく「ホリー・テラー」表記)が、彼らの評判を聞きつけ接触を図って来たイギリスのMUSIC FOR NATIONSと契約を結び、'86年にカート自身がプロデュースも手掛け発表したデビュー作。
スラッシーなアグレッションは保持しつつ、より整合性に磨きが掛かった2nd『MIND WARS』(’88年)に比べると、本作はプロダクションも曲構成もまだまだラフで荒削り。ですがそれすらも武器へと転化して、立ち塞がる全てを勢いのみでぶっちぎらんとする前のめりな攻めの姿勢は大いに「買い」でして、音痴でリズム感にも欠けるキース・ディーンの歌唱に眉を顰める向きもありましょうが、破れかぶれな迫力に満ちたこのVoが、バンドの重要な個性の一つであることはHOLY TERRORファンの多くが認めるところではないでしょうか。
怒涛の如く荒れ狂う2本のGの破壊力も存分に発揮されており、手数多く鋭角的に刻まれるリフ、前へ前へ高圧的に押し出してくるリズム隊、そして高みへ向かってグイグイ昇り詰めていくツイン・リードGとが一体となり、土砂崩ればりに押し寄せる楽曲の数々はハイテンションなカッコ良さ。(この時点ではまだ⑥みたいなパワー・メタル的楽曲もあったり)
初期衝動剥き出しのアグレッションが迸る本作の方が、次作よりも好きだというスラッシャーが多数いるのも納得の1枚。ちなみに国内盤は未発売だとばかり思ってましたが、実際は'93年にポニーキャニオン傘下のALL FIRED UP!から国内盤がリリースされていて、先日そちらを適正価格にて遂にゲット。嬉しさ余ってつい感想を投稿してしまった次第であります。




9. 失恋船長 ★★★ (2018-10-12 13:52:55)

スラッシュマニアの間では幻の名盤として誉れ高い栄誉を得ている幻のバンド。活動期間も短かったためレア感も増量されているのだが、そんな幻の作品が2017年にDVD付きの5枚組で復活していますので、往年のスラッシュムーブメントに興味のある方は是非ともチェックして欲しいですね。

メインソングライターを務めるカート・キルフェルトはアメリカ国籍なのに、思いのほかブリティッシュテイスト満載のへヴィメタルサウンドを信条としており、ハードコア顔負けの破壊力のある楽曲にスピーディーでスリリングなリードはメロディアスな響きで潤っている。アメリカ人なんで湿っては無いが濡れている独特の感性はあるが、このバンドはそういったUS勢の中でもかなり特殊な音を奏でている。
溢れるエネルギーがド派手さを誘発、終始ハイテンションなのに、叙情的とも言える芳醇なフレーズが随所にねじ込まれスラッシュメタルと呼ぶには幅は広い。そんな豊かな音楽性を支えるのはギターのみならず、地を這うへヴィグルーブのウネリ、良く動くベースとタイトに刻みあげるドラムは屋台骨をしっかりと支えている。そしてヤケクソ気味に歌い上げる破天荒ヴォイスが個性を際立たせている。下手なハズなのに何故かイケるのが不思議。そしてこのバンドをメジャーに押し上げられなかったのは歌の弱さだろう。
まるで終始押さえに悩まされ優勝戦線に絡み切れなかった今年の日ハムのようだ。

それにしてもギターはアイデア豊富なテクニシャンなんだよなぁ。フレーズの構築美も目を見張るものがある。怪しげな中近東風のメロディもあったりするし、走り出す曲の中に凝ったリフを重ね、劇的なツインリードは破壊力満点だが刹那な美しさが顔をのぞかせる瞬間がある。それに厳つさの中にしっかりとキャッチーさを感じさせるのも魅力の一つだろう。
ド派手な戦闘シーンのように、好戦的で感情を煽るメタルが聴きたい人にはもってこいのサウンドだろう。ただメジャー資本のカッチリとした音が好みの人には、チョイとキツイ。



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