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KILL TO SURVIVE (1989年)
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KILL TO SURVIVE
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解説 - KILL TO SURVIVE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. GEORGE ★★ (2003-10-02 22:56:00)

アメリカのスラッシャー。88年の1st。
キング・オヴ・凡百スラッシャー。
先達スラッシャーたちの好きなところをいろいろと吸収して咀嚼せずにそのまま出している。
どこかで聴いたことのあるようなフレーズがぽこぽこ飛び出してくる。
しかし何かのクローンかといえばちょっと違う。
自分達が聴いてかっこいいと思うものを素直にやっている。
演奏もヴォーカルも下手じゃないし、曲もいうほど悪くない。
とりたててMELIAH RAGEならでは!というポイントがないだけだ。
個性的という言葉と対極にあるバンドだが、この凡百さが個人的に良かったりする。
あたりまえのB級メタルが聴きたいときにはこれをよく聴いたりします。




2. HIGASHI ★★ (2003-10-05 15:54:00)

一度この作品については書き込んだ記憶があるんだけど、消えてしまったみたいなんで、もう一回書き込むことにしましょう。
褒めれば典型的なアメリカンスラッシュ、悪く言えば、無個性で誰が演奏してても同じじゃないかと感じるのが本作。元気のないTESTAMENTのような“Beginning Of The End"から始まり、HEATHENの方がいいなと思わせる“The Pack"で終わる。
要するに何の変哲もないラーメンのような印象しかなく、アピールするものがないのだ。ただラーメンが好きな人には安心感があったりする(笑)微妙ですね、非常に微妙な作品です。




3. noiseism ★★ (2005-05-20 18:02:00)

確かに聴いてみるとごく初期のMETALLICAに似たリフがあったりする。
しかし、スラッシュというよりはオーソドックスなHMといったほうが正解かも。
中々カッコ良いアルバムだけど、進んで聴こうとはあまり思わない。




4. すりっぷのっと ★★ (2006-04-13 13:52:00)

88年発表の1st。
自分はMETALLICAに似てるというよりもあらゆるバンドのリフに似てる気がしますね。
あえてパクろうとしたわけじゃなさそうだけど、個性が無さすぎる気が……
曲や演奏が悪いわけではないんだけどかなり飽き易いサウンドで、「1回聴けばもういいや」みたいな(笑)
10年に1回ぐらいは聴こうかな。




5. Blazing Blast ★★ (2006-07-29 13:49:00)

上の皆さんが仰っているとおり、特にずば抜けたところは無い普通のメタルバンドの普通のアルバムです。
これは、確かに聴き続ける事は難しいです。
僕も、「買わない方がよかったなぁ」と後から思ったくらいです。
普段はそういうことは少ないのですが、このアルバムにはそれが当て嵌まりました。
正直オススメできるようなところはありませんね。




6. けんしょー ★★ (2007-11-08 09:00:00)

メジャーどころに耳がなれたところで地元のライブハウスにたまに行ってみた。
誰も知らないような仲間内のバンドだけど、どっかで聞いたような音だったんで
とりあえず最後まで聴いてみたら、まあそこそこ楽しめた。
ビールでも飲みながらウンチクをたれないで知識をひけらかさないで聞くBGMメタルとしては最適だった。
・・・みたいな感じでお願いします。
結構好き。あんまり聴きませんが(笑




7. 火薬バカ一代 ★★★ (2017-07-04 00:37:36)

ボストン出身の5人組が、’89年にEPIC RECORDSから発表した1stアルバム。スラッシャーにも関わらずいきなりメジャー・デビューを飾り、しかも10万枚以上のセールスを上げる成功を収めてしまう辺りが、メタル・バブル爛熟期らしい景気の良さだなぁと。
「危険過ぎて歌詞不掲載」「アルバム表題曲はヤバ過ぎてUS盤からカット」云々と、国内盤解説からもたらされる情報の数々に煽られまくり、「どんだけ過激な音を出してる連中なんだよ!」と事前の期待値はガン上がりでしたが、どっこい。実際にここで聴かれるのは、クリーンな音作りの下、Voが適度に歌い、ツインGは整然とハーモニーを奏でる、スラッシーな尖がりっぷりよりも整合性を重視したサウンド(メジャー・アーティストらしい音ではありますけども)。正直初めて聴いた当時は「物足りねぇ」と盤を放り投げた記憶あり。
しかし、初手からそういうバンドなのだとの認識を持って本作を聴き直すと、かっちりとまとめられたパワー・メタリックなサウンドが、これはこれで案外楽しめます。NWOBHMを思わす鋭角的なGリフを伴い突き進む①、ドラマティックな構築美を持ち込んだインスト③、ツインGを活かした曲展開でラストを盛り上げる⑧等はその好例ですし、勿論⑦のような直線的スラッシュ・ナンバーもカッコイイ。あと何より日本盤には、US盤からはカットされてしまっていた前述のアルバム表題曲⑥が収録されていることが大きい。このスピード・メタルの名曲があるのとないのとでは、本編の締まり具合が全然異なりますからね。
どちらかと言えば正統派HM/パワー・メタル愛好家にお薦めする作品なれど、スラッシャーなら取りあえず⑥を聴くためだけにでも押さえておいて頂きたい1枚です。




8. 失恋船長 ★★★ (2022-11-29 15:21:04)

ジョージ吾妻氏が68点を献上、そしてメガデスやメタリカになりたいバンド、個性の欠落とバッサリ切り捨てたバンドとして知られる今作。批評家の勇気ある意見は参考程度と受け止めるのか、BURRN!誌が言うのだから疑いはないと統一教会の信者並に洗脳される人には何を言っても無駄ですが、今作は果たして、そんなに酷いアルバムなのでしょうか?
ワタクシは、このバンドがそんな評価を受けたとは知らずに聴いていた時代が長いので、NWOBHM仕込みの正統派メタルと言う認識の方が強く、そこに少々スラッシーさを乗せた程度の認識だった。スラッシュメタルと呼ぶのはチョイと違うが、Jag PanzerやVicious Rumors、Metal Churchと言ったバンドと同型のパワー漲るアメリカンメタルとして高く評価したいですね。
この程度で個性が無いと投げられたらヘヴィメタル作品の98%は無個性でしょう。コード進行、リズム、なによりギターの音など、多くのバンドが誰かの真似をして作っています。

あえて言えば技術的に熟練されたバンドとは言いがたいが、これはデビュー作。これから出来上がる音楽性でしょう、そういうマイナス面を差し引いても終始好戦的なスタンスを取るクラシックメタルスタイルは、中々の破壊力を持ち入り個性と引き換えに手に入れた安定感は、多くのUS産パワー/スピード/スラッシュ系のメタルを愛するマニアの心に響くでしょうね。

今の若い人にとっては雑誌の影響下など鼻クソでしょう。30年以上も前のカビの生えた話です。ヘヴィメタルという言葉でしか形容できない、ガチンコクラシックサウンドに耳を傾けて欲しいですね。
EDMのリズムとかシンフォニックとかオシャレ過ぎるでしょう。そう言うのじゃないのを欲している人にはたまらんでしょうね。



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