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STREAM FROM THE HEAVENS (1994年)
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STREAM FROM THE HEAVENS
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解説 - STREAM FROM THE HEAVENS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. Kamiko ★★ (2003-10-27 20:27:00)

フィンランド産ドゥームゴッド。
クトゥルー神話を題材にした元祖モーンフルドゥーム。
聴いたのは発表後随分経ってからだが、タイムリーに聴いていたらきっとメタル人生はガラリと変わっていただろうな、と思わせるほど強烈で芸術性豊かな音楽性がある。
極限までダウンチューニングを施しているギターとヘヴィな重低音ベースが、極限までテンポを落としたビートに乗って、絶望的に奏でられる。
時にメランコリックな旋律や線の細いオルガン系シンセが登場し、雰囲気作りに大いに貢献しているな。
ヴォーカルはもはやデス声を通り越して低周波のように低い。
この路線のバンドのフォロアーが徐々に登場し始めている。それほど他のバンドへの影響力も強いようだ。




2. 夢・マグナム・ナイト ★★ (2004-02-15 17:41:00)

'98年に、前にやっていたバンドのヴォーカル君にWINTERというバンドと共に借りて聴いた。マジオソ!!これは、本気で遅かった。WINTERも遅かったし、CATHEDRALに影響を与えたとリー・ドリアンが認めていたけど、このバンドのこともリーは、最遅と評していた。
これより遅いドゥームは聴いたことがない。
国内盤はないと思います。




3. ハヤテサカエオー ★★ (2004-03-24 18:15:00)

これはいい!確かに遅い、凄く遅い。
それでいて暗い、でもその暗さは決して嫌いではないですね。
中ジャケ裏のメンバーが森の中(?)に佇んでいる写真が音を現して
いるように思います。
後のドゥーム勢への影響も多大なんでしょうが、IN THE WOODSなんかに
通ずる自然崇拝(バイキング?)が感じられてGOOD JOB!です



4. 遅漏さん ★★ (2004-07-03 17:56:00)

WORSHIPやMOURNFUL CONGREGATIONやMOSSに多大な影響を与えた伝説のMOURNFUL DOOM METAL BAND!!!!
もう、死ぬほど遅く・重く・悲しく・悲観にくれる最強DOOMサウンド。
えげつないロウグロウル ボーカルも素晴らしくサウンドにマッチしており、もう1つの芸術の域に達していると言える。
上記したバンドの元祖的存在なので、このバンド達が好きなら間違いないでしょう。
なお、THERGOTHON解散後、中心人物のニコ・スコルピオは自分のレーベルを経営しながら様々なプロジェクト(ノイズ・音響など)で活発な活動をしております。
それがかなりの数があるのですが、中でもニコ・スコルイピオ名義のソロ音源がかなり渋いです!!音響ノイズドゥームとでも言いましょうか、かなり不思議な浮遊感のある音響でGOOD!!!こちらも一度聞いてみてください。



5. カズチン ★★ (2004-08-01 00:47:00)

とてつもなく遅く、重く、暗く、それでいて悲しいメロディー、究極の絶望サウンドです。
さらに音質のバランスもあまりよろしくなくこもり気味なのでかなり病んだアルバムです。
車でこのアルバムを聴きながら出勤したら見事に鬱って仕事で調子出ませんでした。
こんなもんヘコんでる時には絶対に聴いてはいけないです。鬱になるのを通り越してその日が嫌になります(笑)...でも、いいアルバムですよ。




6. ルリヲ・フルチ ★★ (2007-02-13 09:31:00)

「doom」の文字通り世界が破滅しちゃったような世界観。
死屍累々…見渡す限り動くものは何もない…。でも、車も工場も動いてないから意外に夜空とか自然が綺麗だったりするんですよね。
そして時間だけがゆっくりと過ぎていく…。なんか目が離せない音楽。
どしょ~~~~~~~~ん・・・づしょ~~~~~~~~~~~~~~~ん




7. あんどーさん ★★ (2007-09-18 09:58:00)

音の悪さが、本当に破滅を表してる。線の細ーいシンセが悲壮感を引き立ててます。
曲展開がよく飽きが来ません。



8. netal ★★★ (2015-12-30 23:20:37)

超スローなテンポは勿論、潰れた音色の引き延ばされたギター、歪みきったグロウル、生気の欠片も無いノーマルヴォイスの囁き等、
どの要素も異常なまでにテンションを欠いているのが特徴。
これらの要素が相当な破滅性を放っており、絶望を感じる心すら死に絶えた、破滅の極みの世界を思わせる。

…が、延々とこれらの要素で引っ張っていく訳でもない。儚いシンセやアコギによるアレンジ等、叙情性を醸す要素もあったりする。
では、これが破滅性を壊してしまうかと言うとそうではなく、「フューネラルドゥームとしての」抑揚を多少与えると共に、破滅性をより際立たせている。

フューネラルドゥーム黎明期の作品ではあるが、既にフューネラルドゥームとして完成された作品。
個人的には、1周廻って、寧ろ究極に近い美しさを感じたまであるほどである。

…余談ではあるが、除夜の鐘代わりにこれを聴き、煩悩諸共心を一度砕いてみるのもいいかもしれない…

気に入り度…98/100

おすすめ…The Unknown Kadath In The Cold Waste



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