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葬ラ謳 (2002年)
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葬ラ謳
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解説 - 葬ラ謳
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 白狐 ★★ (2003-11-01 09:01:00)

☆人の心を歌う(と僕は勝手に思ってますが)彼ららしさの詰まったアルバム。
一曲一曲、哀愁の上にまた哀愁、そして声なき怒りや苦しみが伝わってきます。
演奏力、表現力、曲一つ一つのクオリティどれをとってもかなりのものなのでムック入門編としてはかなりお勧めです。
当時インディーズにしてこの出来は凄い、と思いましたね。




2. Usher-to-the-ETHER ★★ (2003-11-22 18:49:00)

私の人生の中で、「このアルバムほど素晴らしいCDは後にも先にも存在し得ない!!」
と言って憚らない程の完成度を誇るアルバム。
とにかく歌詞が良く、将来への漠然とした不安を歌った③、周囲に合わせて作った自分と
本当の自分との乖離のリアルな苦しみが伝わる⑤、他人の痛みを理解出来ない奴等への
憎しみをぶちまけた⑫、父親の死を歌ったものであろう⑬などが、若さゆえの瑞々しい感性と
類稀な情景描写によって描かれています。
こう断言するのはやや乱暴な気がしますが、このアルバムを最後まで聴いて何も感じない人は
よっぽど能天気で平和ボケしているか、感性が欠落しているといっても過言では無いと
言い切れる程の心を突き刺す歌詞になっています。
肝心の楽曲の方ですが、これもホントにクオリティが高く、分かりやすく喩えるなら
ミクスチャーロックの激しさとフォークの叙情的メロディを混ぜたような音楽で、
倍音を駆使して歌うボーカルの力量にも目を見張るものがあります。
また、このアルバムはサビへのブリッジ部分にかなりこだわりが感じられ、
そこにも耳を傾けて欲しいところです。
静から動へのドラマティックな移り変わりが格好良い④、アルバム随一のキャッチーさを誇る⑥、
彼らの卓越したアレンジセンスが光る「およげ!たいやきくん」のカバーである⑨、
まくしたてる様なラップの要素も感じられる⑪、重々しい演奏と呪詛のような
ボーカルが恐ろしい⑭と、「捨て曲」とは全く無縁のアルバムです(ただ、メロコアが
嫌いな私にとって⑩はちょっと好きになれないです…)。
月並みな表現になってしまいますが、「死んだら棺桶に入れて欲しい」アルバムです。
ミクスチャー然とした七弦ギターと五弦ベースのへヴィな音には耐えられないと言う人以外には、
自信を持ってお勧め出来る作品だと思います。
ちなみに、初回盤はメロコア風の新曲「世界の終わり」、歌詞がダークなフォーク「夢の街」、
メンバーによるコメントを収録したボーナスCD、2ndプレスには「絶望」のプロモーションビデオが収録されています。




3. しゅんぺ~ ★★ (2005-06-03 02:31:00)

↑のお二人と同じく、すばらしいアルバムだと思う。
どうしようもなくへヴィでダークなのに、すべての曲に必ず耳に残るメロディがある。
彼らの作曲センスには脱帽です。
そして、達瑯とミヤの書く歌詞もムックの世界観を形成するのに欠かせない要素です。
普段ほとんど歌詞を気にすることのないおれですが、彼らの歌詞だけは目を通します。
もちろん、そのすべてに共感できるわけではありませんが、少なくとも何かを考えさせられるきっかけにはなると思います。
まぁ、万人にオススメできませんが、この手のバンドが好きな人なら、ムックは聴かないと損ですよ。




4. -sizuku- ★★ (2005-09-16 19:48:00)

癒し系。
今現在、悲しんでいる人に聴いて欲しいです。



5. カズチン ★★ (2005-11-27 12:02:00)

あまり語ることがもう無いですが、
詩も曲調もとても重くてダークなのに、自分が凹んでれば凹んでいるほど安らぎを与えてくれる、-sizuku-さんの仰るとおり癒し系。
俺もしゅんぺ~さん同様あまり歌詞には注目しない人間ですが、
この悲しみと苦しみに満ち満ちた詩が無ければここまでムックに入れ込まなかったと思います。
激しい曲もありますが「痛絶」や「是空」に比べるとロック色が薄く、
ポップではないがキャッチーな曲が多いためとても聴きやすいです。




6. 寝坊メタル ★★ (2006-08-05 21:43:00)

和製ヘヴィロックって感じでしょうか。
「絶望」でのわめきには血気迫るものがあります。ここまでやってくれるヴォーカルは他にいないでしょう。
おそらく捨て猫を歌ったのであろう「ママ」はあまりにも悲しすぎる一曲。たくさんの方に是非聴いてほしいです。
「およげ!たいやきくん」は原曲の悲しさはそのままにムックらしいへヴィなサウンドになっていておもしろい。
こんな悲しい気持ちになれるアルバムは本当に珍しいです。




7. ミョッミピ ★★ (2007-02-26 01:36:00)

ムックらしいアルバム。ダークで悲痛な世界。
収録曲が多いが様々な曲調があってダレない。むしろ後半から勢いが増す。
「絶望」、「僕が本当の僕に耐えきれず造った本当の僕」、「ママ」、「およげ!たいやきくん」、「黒煙」、「スイミン」、「帰らぬ人」がお薦め。




8. 動く指 ★★ (2009-07-21 13:48:00)

すごいことになってる



9. heavy3-XA ★★ (2010-01-22 15:40:00)

やばいです。
ほとんど上の方々に言われてしまいましたが、この行けるところまで逝ってしまったくらい孤独で閉鎖的な雰囲気がたまりません。
これは実話ですが、これ聴きながら夜寝たら現実逃避な夢を見て次の日全然起きれませんでした(笑)それも2日も。
しかも病みつきになって他のアルバムを聴く気になりません(涙)
こんなもの凄いアルバム作ってくれちゃって、どうしてくれるんだ(笑)
ただ「朽木の灯」を愛聴していた俺には惜しいと感じる点も…
音質が割とチープで(インディーズだから仕方が無いかもしれないが)、リフが「朽木」ほど歪んでいないのが最初気になったけど、それが寧ろこの孤独な世界観を増長させているのかもしれないから、良いことにしよう。
しかしボーカルの音量が小さく、声に達郎さんに合わないナヨナヨ感があるのと、カップリングワーストで再録された曲だけやたらとしょぼく聞こえた(大きく減速する黒煙にはコケた(笑))のは気になってしまいました。
歌詞が最大の武器であるこのアルバムなのに何を言ってるのか分からない部分があって少々消化不良です…
まあ、「これが何とかなれば最強」という話であって、恐るべし名盤であることには変わりありませんが(笑)


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