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HEAD FIRST (1983年)
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HEAD FIRST
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解説 - HEAD FIRST
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 柴が2匹(会社から) ★★ (2003-11-05 17:53:00)

前作の延長線上の作りですが、LAメタルブームのアメリカに向けて更にキャッチャー
なサウンドが楽しめます。
当時はビデオ・クリップもMTVのヘビィ・メタルチャートで上位にランキングされたり
アメリカでのレコードセールスも火がつきヒープも安泰かと思わせる作品でした。
いくらわかりやすい楽曲とはいえ、過剰なまでのコーラスは健在!
この作品もとっつきやすい内容です。




2. 杉本 剛 ★★ (2008-03-11 00:59:00)

"Abominog"に続く第16作で、ブロンズ・レーベルでの最終作。約1年振りの1983年5月のリリース。前作と同じメンバーで録音され、時代を反映したハード・ポップ調の作風も前作の延長線上にあるが、楽曲はより充実しており、中間部の短いインスト曲以降は特に素晴らしい出来となっている。オープニングから弾きまくるミック・ボックスのギターを中心に、アメリカン・メタル風の前半部分から全てにわたって卒の無い厚みのある音作りは見事。ケン・ヘンズレー脱退後、ミック中心となった80年代ユーライア・ヒープ・サウンドの完成型が提示されたと言えるだろう。尚、リマスター盤にはライヴ音源も収録!



3. 火薬バカ一代 ★★ (2008-05-24 22:33:00)

レコード・セールスの低下やら、メンバーの離散集合やら、URAIAH HEEP低迷期として、顧みられる機会の少ない
80年代の作品群なれど、この'83年発表の15thアルバムは、個人的には、デイヴィッド・バイロン在籍時代の傑作群と
比べたって、何ら遜色のない完成度の高さを誇っていると信じて疑わないのだが、どうだろうか?
初期のプログレ・テイストや、オカルト風味は綺麗サッパリと消え失せ、洗練されたハード・ポップ・サウンド化が
一層押し進められた作風には、古くからのファンは苦言の1つも呈したくなるだろうが、よく歌うミック・ボックスのGに、
コシの強いリズムを叩き出すボブ・デイズリー(B)とリー・カースレイク(Ds)のコンビの活躍が、楽曲が必要以上に
甘口になるのを防いでいるし、何より、英国のバンドらしい湿り気を帯びたメロディや、キャッチーなコーラス、
そして洗練されたアレンジが施された収録曲の数々は、ベテラン・バンドならではの曲作りの上手さがキラリと光り、捨て曲皆無。
中でも、強力なフックを備えた爽やかな③(作曲はマイケル・ボルトン&ジム・ヴァランス)、リッチー・ズィトーも
曲作りに関わっている産業ロック風味の⑤、ドラマティックなインスト曲⑥から展開していくハード・ロッキンな⑦、
中期MAGNUMを思わせる起伏に富んだ⑧、ピート・ゴールビーのエモーショナルな歌唱が映える⑨、
優れたポップ・メタル・ソング⑩は、URAIAH HEEPの新たな魅力が引き出された名曲に仕上がっているんじゃないかな、と。
ハイクオリティな内容にも関わらず、本作は全英チャート最高46位と満足行く結果が残せず、性悪ジャーナリストからは「もう引退したら?」
との問いも飛び出したが、それにミック・ボックスが答えて、温和な調子で言った台詞が「他の事をやってる自分なんて
想像もできないよ。俺はきっと最後には、客が十数人しか入っていない小さなクラブでギターを弾いてるね
——弾ける限りやるだけさ」 どうよ、この台詞。カッコイイと思わない?




4. ゼンダ2 ★★ (2008-12-28 01:29:00)

前から気になっていたのですが、ついに買いました。曲もいいし、やっぱりボブ・デイズリーのベースはかっこいいですね。録音が良いせいか、リー・カースレイクにも再認識させられました。



5. モブルールズ ★★ (2009-08-30 16:51:00)

前作の延長線上でさらにキーボードを多用した感じ。曲の出来も良いしキーボードのフレーズのセンスも良い。ピーター・ゴールビーのVOもとても良い。再結成DEEP PURPLEからイアン・ギランが抜けた時、ゴールビーもオーディションに呼ばれてたそうな。個人的にはジョー・リン・ターナーよりゴールビーの方が断然良いヴォーカリストだと思う。



6. 夢想家・I ★★ (2012-03-25 18:01:50)

サウンド面は時代に迎合しつつも良質な楽曲を揃えたあたりにこだわりを感じます。
前作と違いオープニングの掴みは弱いですが3曲目 "Lonely Nights" あたりから叙情味を増していきアナログB面に当たるアルバム後半の流れは特に素晴らしいです。
それにしても音楽の中身は良いのにアートワークが味気無くて勿体無いと思います。




7. 失恋船長 ★★★ (2017-01-14 13:10:15)

ピーター・ゴールビーにVoが変わってからの第二弾アルバム。前作同様後期RAINBOWにも通ずるメロディックロック路線を踏襲、2作目と言う事もありメンバーシップも一段と向上、どこかよそ行きだった前作よりも方向性がよりアジャストされており、80年代中期を迎えるにあたり自分たちが進む道標のような一枚ですね。
ミックのノリノリのギターが堪能できる⑦、ドラマティックな⑧からピーターのエモーショナルな歌声が映える⑨への流れのカッコよさ、そしてハードに突き進む⑩と流れ良く進む後半が好きで視聴後の満足感はヒープマニアのみならず、アホっぽさのないロックサウンドのもつインテリジェンスな雰囲気を味わいたいロックファンにとっては重宝するでしょう。
とは言え③のような曲を聴かされると昔からのファンには風当たりも強そうですが、開き直った⑤なんて、このメンツだから聴ける曲でしょうね。好きなタイプの曲ですよ。



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