ベルリン三部作の二作目。1977年発表。 ボウイの作品の中では、THE MAN WHO SOLD THE WORLDと並んで最も鬱々としたアルバム。その上どことなく凶暴。 ロバートフリップのぶっ壊れギターとか、ヒステリックなボウイのヴォーカルは、このアルバムを彼の作品の中でも独特なものとしている。 ①BEAUTY AND THE BEAST, ②JOE THE LION, ⑤BLACKOUTのぶっ壊れっぷりは必聴。滅茶苦茶異様ですが、カッコいいです。 だけど、③HEROESとか⑩SECRET LIFE OF ARABIAみたいなポップな曲も入ってます。 B面のインスト集はLOWに劣る内容でちょっと残念(琴の音が美しい⑧のMOSS GARDENは名曲です)。 しかしながら、彼の偉大なる代表作の一つであることは間違いないでしょう。