ポールは70年代のウィングス時代に「WINGS OVER AMERICA」という名ライヴ盤を発表していますが、1990年発表のこのライヴ盤も素晴らしい内容。 ウィングス~ソロ時代の数々のヒット曲に加え、何よりも膨大なビートルズ・ナンバーがあるのだから、充実したライヴ盤になるのは当たり前かもしれません。 この2枚組ライヴ盤でもビートルズ・ナンバー満載で実にハイライトが多い。「LET IT BE」はもちろん、「YESTERDAY」「HEY JUDE」 「THE LONG AND WINDING ROAD」「ST.PEPPERS…」「GET BACK」などといったビートルズの代表曲を惜しげもなく演奏しています。 当時の新作「FLOWERS IN THE DIRT」からの曲も良いです。…にしてもポールの声は全然衰えを見せない。。 02年だったかにリリースされた同じく2枚組ライヴ盤「BACK IN THE US」ではたぶん60歳に突入していたと思うのですが、 全然衰えているフシはなく、若々しくツヤのあるヴォーカルを聴かせてくれていました。 リンダが死んでしまったと思ったら、すぐに再婚したし。とても60とは思えない。あとはコンサートのチケットをもっと安くしてもらえれば…