ジョン・ロード加入後の`78年にロンドンのハマースミス・オデオンで行われたライヴを収録した'80年発表の来日記念アルバムで、欧米では「LIVE…IN THE HEART OF THE CITY」と併せた2枚組として収録された。 本作の売りはDEEP PURPLE時代の楽曲である「MIGHT JUST TAKE YOUR LIFE」と「MISTREATED」のWHITESNAKEヴァージョンが聴けることで、まだイアン・ペイスが加入する前のライヴではあるが、その迫力や臨場感は申し分がない。 「MIGHT JUST TAKE YOUR LIFE」はグレン・ヒューズのパートをバーニー・マースデンが歌っており、さすがにグレンのようなハイ・トーンとはいかないものの、原曲を損なうことのない絶妙のコーラスを聴かせてくれている。 「MISTREATED」のディープでソウルフルな歌唱はデヴィッドの真骨頂だ。 その他,ライヴのオープニングには定番であったファンキーな「COME ON」、スタジオ版に増して爽快な疾走感の「LIE DOWN」、観客の大合唱が感動を呼ぶ名曲「AIN'T NO LOVE IN THE HEART OF THE CITY」、2本のギターが奏でるメロディが素晴らしい「TROUBLE」と全6曲という収録曲ながらも、1曲の密度が非常に濃いので物足りなさはない。
6曲だけなんですけど、いいパフォーマンスを披露してくれてます。 "Come On"・"Lie Down"などのロックンロールは、スタジオ版以上にノリノリ! "Ain't No Love In The Heart Of The City"は大感動だし、"Trouble"も渋カッコいいね~。 DPの"Might Just Take Your Life"はバーニーも頑張り,"Mistreated"は拡張されたギターソロが素晴らしい!