東映からリリースされ長らく廃盤になっているビデオ。現在プレミアが付いている。 当時の最新アルバムだった「BENT OUT OF SHAPE」からは4曲演奏されている。 ライティングが暗めでカメラワークもお世辞にもいいとは言えない。ジョーもやや太り気味で絶好調とは言い難いし、 リッチーのギターサウンドも細くてベストな状態とは言えないのだ。 しかし、このコンサートが事実上最後のライブになってしまったのかと思えば感慨深いものがある。 オーケストラと共演した「DIFFICULT TO CURE」がやはり最大の見せ場だが、こちらは「FINAL CUT」でも観ることが出来る。 エンディングには各メンバーへのインタビューが収録されているが無論リッチーは欠席している。
僕あの時のライヴ見に行ってました。 3月14日で、雪が降ってましたっけ。 ビデオのオープニングのシーンで、一瞬映っちゃってたりもします。 ほんの一瞬ですけどね。 その場にいたってのもあって、このビデオは即買いしました。 今でも時々見て、当時の思い出に浸ってます。 「君ノォー体ガァー欲シイッ!」ってジョーが叫んだのには唖然としたし、Can't Let You Goを演ってくれなかったのも残念でしたが(イントロのキーボード部分は演奏しましたが、そのままキーボード・ソロに移行しました)、それ以外は大満足のライヴでした。Catch The Rainbowも、「ON STAGE」ヴァージョンより好きです。 カメラワークは今イチかも知れませんが、でも十分に楽しめます。 それにしても、あー懐かしい。 最後のインタビューで、ロジャー・グローヴァーが気取った口調で「Welcome to the Roger Glover Show」って言うところなんて、今のリッチーとロジャーの関係の予兆みたいで、それも感慨深いような・・・・ それと、RAINBOWもう1本のライヴ・ビデオで82年のサン・アントニオのやつがあったのですが(日本では「レインボー 怒ライヴ」というタイトルでレーザー・ディスクが売られてました)、それもなかなか良い出来です。ボビー・ロンディネリのドラム・ソロもリッチーのギター壊しも収録されてます。