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THREE MAN ARMY TWO
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THREE MAN ARMY TWO
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解説 - THREE MAN ARMY TWO
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1. 柴が2匹(会社から) ★★ (2004-02-10 22:14:00)

74年発売の3rdアルバム。
前作以上にメタリックな曲はよりハードになっており特に1曲目の「POLECAT WOMAN」の重厚なリフは
70年代の作品とは思えない楽曲です。また、時折、手数の多いドラムが一層ヘビィに作品を
盛上げています。残念ながら発売時すでにバンドは空中分解していましたが、ハードな曲の
合間に見せるメロディアスな路線はBGAに受け継がれています。




2. 火薬バカ一代 ★★★ (2020-11-17 01:03:51)

元祖HMギタリストというと真っ先にその名が思い浮かぶアーティストの一人、エイドリアン・ガーヴィッツ(G)が、アメリカからイギリスへ帰国後、兄弟のポール・ガーヴィッツ(B)と共に結成したバンドTHREE MAN ARMY、’72年発表の3rdアルバム。タイトルが『TWO』なのに3rdアルバムとはこれいかに。しかも『3』と名付けられた未発表曲集まで別にあるというのがややこしさに拍車を掛ける。
1stでは複数のセッション・ドラマーが起用されていましたが、今作では(前作同様)名手トニー・ニューマンのみ起用。その効果がてきめんに表れた、名曲“BUTTER QUEEN”に匹敵するメタリックなアグレッションを放射するOPナンバー①を始め、ジェフ・ベックとの活動等で知られるこの腕利きの存在は、サウンドの迫力底上げに大きく貢献してくれています。次曲以降も、ブルージーな泣きが迸る②、疾走感溢れる③、タイトル通りスペーシー且つドラマティックに盛り上がっていく④、HMスタイルの先取りというべきマシンガン・リフが刻み込まれるインスト・チューン⑤、ストリングスをフィーチュアしてしみじみと綴られる抒情バラード⑥、そこから間髪入れずにハードに展開する⑦等々、充実した楽曲がズラリ。
熱いエモーションが脈打つエイドリアンのVoとG、音数多めに暴れ回るトニーのDs、ファンキーな演奏でそこに寄り添うポールのBとが、躍動感に満ちたアンサンブルで奔放に畳み掛ける、前作以上にメリハリとダイナミズムの効いた名盤。
半世紀近く前の作品とは思えぬ、今聴いてもメタル魂にボッと火を点される内容だけに、これがバンドの最終作となってしまったのが残念至極。



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