04年発表の6TH。 この作品のコンセプトって幕開けの“Welcome To The Freakshow!"の一言に集約されているように思える。そこから始まる彼らのショーの印象って例えばラスベガスなんかで見られる世界のナイトショーの雰囲気によく似ている。非常にショーマンシップがあり、観衆を楽しませるという点においてプロフェッショナルだっていう点。 彼らが聴かせるのは世界のメタル展という趣向の楽曲で、興味のある大人でも子供でも楽しめるように作られている展に好感を覚える。 またドイツのバンドには珍しく⑧のようなアメリカン丸出しの曲さえ収録できてしまうあたりにこのバンドの奥の深さを感じる。 HAMMERFALLと共に次世代の旗手として貫禄の一枚を叩きつけてくれた名盤と言えるのではないでしょうか。聴き終えた後の満足感はいいショーを観せてもらってありがとう、って感じです。
これは!!…って感じです(もちろん良い意味で)。メロスピでこんなにノリの良いアルバムって今まで余り無かったのでビビりました。「Down To The Devil」なんて聞いてるとMr.Bigの「Daddy,Brother,Lover,Little Boy」並みの、高揚感を感じました(誉め過ぎかな…)。
遅ればせながら、このアルバムに手が伸びました。いやあ、Mandlakeの後、またTheater Of Salvationに戻っちゃうのかな、と思ったところが、これはとても練りこまれた、正統派と呼ばれてもいい領域の、凄まじいアルバムでしたね。詳しいことは既に皆さんに語りつくされていますね。とりあえず、彼らに付きまとっていたHELLOWEENの亡霊は、完全に居なくなったと思います。 本作も、今年のベスト盤候補になってしまいました。トビアスが、AVANTASIAではなくて、EDGUYで素晴らしいアルバムを作り上げたのが、とても嬉しく思います。
今まで聴いたHMの中で最高の部類に入ると言ってもいいアルバム! 大作THE PIPER NEVER DIESやメロディックな疾走曲WE DON'T NEED A HERO,RISE OF THE MORNING GLORY,キャッチ—なKING OF FOOLS,LAVATORY LOVE MACHINEなど、非常にバラエティ豊かだが散漫な印象が感じられないところがポイント!HMの中の様々なエッセンスをこのバンドらしく上手く消化しているから散漫な印象がしないのではないでしょうか。 友人に「ヘヴィメタルって何?」と質問されたら今の私は間違いなくこのアルバムを聴かせるでしょう。HMの歴史に残る名盤と匹敵するぐらいの名盤だと私は思うし、このアルバムも歴史に残る名盤となってほしいと思います。
こいつぁカッコイイ!! WE DON'T NEED A HERO等の疾走曲はもちろんのこと、THE PIPER NEVER DIES等のミドルテンポの曲でも魅せてくれる。ギターソロもカッコイイ! 最初はあんま魅力を感じなかったけど、WE DON'T NEED A HEROを何度かリピートしてたらハマってきた。 エドガイ、やってくれたね。
私も『VAIN GLORY OPERA』だけ聴いて、後はパスしていたんですが、ここでの評価につられて試しにと思って買いました。 正直、びっくりしました。こんなに強力なバンドになっていたとは。 ヴォーカルも変なアクがなくなって聴きやすくなったし、サビメロの昂揚感といったら、メタラーでなくても興奮させてしまいそう。 (4)「DOWN TO THE DEVIL」にはもう降参です。 しかしこのバンド、ジャケをもうちょっとなんとかしたらもっと売れそうなのにっていうアルバムが多いですね。なんて地味なアートワークなんでしょう…。
6th。 EDGUYというバンドは知っていたんですが、ネットでの評価を見てみるとHELLOWEENのモノマネバンドみたいな感じに扱われていて最初は買うのをためらっていました。 が、実際聴いてみるとこれはすばらしいじゃないですか! まずトビアスの歌声は曲によってはマイケル・キスクのようなハイトーンを出していますが非常に安定感のある声でいいです。 あとドラムに関しては、非常にタイトでツーバスの連打が心地よい。 基本的にこのアルバムは捨て曲がないです。 特に前半の①~④までの流れは完璧。 何かとHELLOWEENと比較されがちだが、このアルバムではそういうジャーマンメタルから正統派メタルに変化した感じである。 個人的には大作である②のTHE PIPER NEVER DIE、典型的なメロスピ③のWE DON`T NEED A HERO(歌詞がすばらしいです)、④のDOWN TO THE DEVIL、バラード⑥のFOREVERがお気に入りです。 しいて言えばもう少し二人のギターチームのソロを盛り込んでくれたら良かったかな。 とはいえジャーマンメタル界の超名盤であることに間違いない。
EDGUYにのめり込むきっかけとなったこの作品。 人気の高い「Mysteria」「We Don't Need A Hero」「Rise Of The Morning Glory」はもちろんですが、 私の一番のお気に入りは「Under The Moon」。「Forever」からの再発進には充分な疾走ぶりです。
いやぁもうすごいとしか言いようがないですね。 どの曲もメロディが上質な上にトビアスの歌唱力は異常なくらいに高いので、どの曲もかなり高いレベルに仕上がっていますね。 メロパワなんですが、かなり正統派よりの曲調なので、正統派好きにもオススメしたいですね、このアルバムは。 「Mysteria」「Down To The Devil」「We Don't Need A Hero」などの人気曲が収録されてるだけでなく、ポップセンス豊かな曲であったり、哀愁漂うバラードがあったりと、魅力的な曲ばかりです。 アルバムの締めくくり方がかなり気に入っています。
2. DESTINIA ★★ (2004-02-13 07:19:00)
8. 威 ★★ (2004-03-12 15:27:00)
ジャーマンって言うより正統派って感じがしますね。
個人的にこのバンドのソロはカッコイイとは思わなかったが今回は結構キてます!
ドラムもカッコイイ!
10. 5150 ★★ (2004-03-13 14:15:00)
しかしこのバンドのソングライティング力には目を見張るものがある。全曲にフックのある印象的なメロディがあって、長い曲(例えば②とか)でも全くダレない。彼等は疾走曲が弱いという欠点があると指摘する人もいるだろうが、そういう人は③を聴いてみてほしい。
捨て曲のない、ヘヴィでメロディアスでドラマティックな、彼等の持ち味を極限まで高めた最高傑作。練りに練った素晴らしい楽曲の集まり。トビアスのヴォーカルのうまさには今さらいうまでもない。
B!誌のレビューにあったが、他の凡百のメロパワ・メロスピバンドとは全く違う次元に存在するバンド。
14. ジグジグ ★★ (2004-03-17 22:20:00)
21. GIHALA ★★ (2004-03-22 12:21:00)
初めて買った前作は良いと思えなかったのですが、これは文句無しにカッコイイ!
間違い無く「メロスピ」だの「ジャーマン」だのと云った言葉で語るべきではありません。
とにかく、本当に曲がいい。私みたいな若輩者が言うのもなんですが、生半可なセンスで作れるモンじゃないですよ。他の「普通にカッコイイ」若手バンド達の曲が「浅薄」に聴こえ、全然楽しめなくなってしまいます。
voも素晴らしいですね。かなり上手いし、声もカッコイイ。
昨今のメタル界は、「メロスピ」や「メロデス」の様なメタル本来の要素をデフォルメさせた特殊な形態のタイプばかりが人気を誇っているのが現状と言えるでしょう。でも、この状況っておかしいと思うんですよ。もっとメタルらしいメタルがシーンを引っ張って行くべきではないか、と。
このアルバムを聴いたら、EDGUYに期待せずにはいられなくなりました。彼等が現状を打破してしまうのかも知れません。
22. Yoshi ★★ (2004-03-22 16:38:00)
バラエティーに富んでいて飽きることはないし、一つ一つの楽曲のレベルが高水準。
これこそヘヴィーメタルってカンジですね。
にしても、トビアスの多彩な才能には驚かされます。
歌は上手いし、作曲センスも素晴らしい。
オススメは1,3,4ですね。サビがキャッチーで誰でも好きになれる曲だと思います。
24. カリスマ ★★ (2004-03-25 11:56:00)
25. ヤング・ラジオ ★★ (2004-03-25 22:41:00)
しかし、この新作かなりの完成度である。もはやジャーマンという域は脱出し、サウンドそして楽曲はメジャー級の仕上がりである。バリエーションも増し、いい意味でスケールアップしている。メロディーにはらしいと感じる臭さもあり、正統派ナンバーもありと、とにかく楽曲が格段に良い。ひと昔前には、この手のサウンドを信条とするバンドも多かったが、その中でもトップクラスの仕上がりである。僕は全作品聴いているが、間違いなく最高傑作であると断言する。
32. SADA ★★ (2004-04-12 12:00:00)
38. HIGASHI ★★ (2004-04-18 10:11:00)
この作品のコンセプトって幕開けの“Welcome To The Freakshow!"の一言に集約されているように思える。そこから始まる彼らのショーの印象って例えばラスベガスなんかで見られる世界のナイトショーの雰囲気によく似ている。非常にショーマンシップがあり、観衆を楽しませるという点においてプロフェッショナルだっていう点。
彼らが聴かせるのは世界のメタル展という趣向の楽曲で、興味のある大人でも子供でも楽しめるように作られている展に好感を覚える。
またドイツのバンドには珍しく⑧のようなアメリカン丸出しの曲さえ収録できてしまうあたりにこのバンドの奥の深さを感じる。
HAMMERFALLと共に次世代の旗手として貫禄の一枚を叩きつけてくれた名盤と言えるのではないでしょうか。聴き終えた後の満足感はいいショーを観せてもらってありがとう、って感じです。
44. ギターの国から2002.遺言 ★★ (2004-05-12 02:00:00)
しかし、何故か前作『MANDRAKE』よりも楽しむことができない。
たしかに彼らの持ち味は十分に発揮されているとは思うのだが・・・何故?
しかし、漠然とだがなんだか理由がわかって来た気がする。
「ちょっとEDGUY、力みすぎたかな。」と。
前作に伴う多数のフェスティバルとツアーでヨーロッパや日本で人気と株を上げ、次が本当の勝負だという気概からか、気合が入りすぎた感があるのだ。それはアルバムの音からもジャケット写真からも判る。100%の力を出しすぎて空回りした。それが音に表れた。そんな気がしてならず、僕はこのアルバムを前作のようには楽しめずにいる。
そう思うと『MANDRAKE』は実にいい具合で歯車が回り、全力投球ながらも肩に力が入らず心はリラックスして作ることのできたアルバムだったんじゃないかと今になって思う。正に80%ぐらいの力、野球で言うなら打球が一番飛ぶ力。ジャケット写真も落ちついてはいるが中には秘めたるものが感じられるし・・・。
『MANDRAKE』は凄かったと思う。このアルバムを聴いてそう思った。
(しかし相変わらずドラムは聴いてて気持ちがいい!)
45. こ~いち ★★ (2004-05-16 00:01:00)
48. 歩兵 ★★ (2004-06-06 12:49:00)
全体的なまとまりはともかくとして基本的にどこをとってもシングル化できそうな名曲ばかり。スピードチューンは勿論、バラードもなかなかのモンだし、大作も全くダレずに聴けます。
要するにHMのいいトコ取りって感じ。宝箱と考えればいいかも。
52. 無の英雄 ★★ (2004-07-28 03:47:00)
最初はシンフォ色の入ったメロパワバンドだと思っていたが、4THでかっこいいメロパワ
を追求し5THで新たな一歩をそしてこの作品で完全にドイツのHM界の頂点に君臨したと
思う。ブラガでさえ超えたかもしれない。このバンドにこそ真のHelloween Childを名乗る
権利があると思う。今の彼らは先代の意志を受け継ぎ、そして新たな血肉を入れジャーマン
メタルの未来を切り開いたと言って過言ではない
もとからこのバンドはスピードチューンやミッドチューン、スローチューンの上手さに魅力
を感じていたが今作でそれらがパーフェクトになった。特にミドルチューンはこのバンドを
他のメロパワバンドと区別できるいいものを持っていたけど、今回の充実振りは素晴らしい
の一言につきる。トビーの歌唱も絶品だ(よくキスクっぽいと言われるが、自分にとっては
ブルース的なパワーとキスク的な艶をもった最高クラスのシンガーです)。クワイアも味付
けといった感じであるが楽曲の盛り上げをさらに高めている。
このバンドはシンフォニックさ、オペラチックさ、ジャーマン臭さなどを兼ね備えそれを自
分たちの流儀に取り入れた最高のHMバンドだ
哀メロ派、正統派、メロパワ派、ジャーマン派好きの人に是非お勧めしたい逸品です。①②
などの新機軸もEDGUYっぽくて文句無いです。
今や太陽の如きエナジーを持ったドイツの至宝にして最終兵器の極上のディナーをご堪能あ
れ!!!
54. ウシオ ★★ (2004-09-22 17:40:00)
56. カズチン ★★ (2004-10-03 22:42:00)
メタルバンドの1枚のアルバムとしては様々なタイプの曲が入っていて↑でドンキさんが仰るようにまとまり具合が甘いかもしれないですが、1曲1曲のレベルが高いので問題無しですね。
これを聴く限りでは「ジャーマンメタルバンド」ではなく「ヘヴィメタルバンド」だと思います。
58. KUZU ★★ (2004-11-12 23:11:00)
本作も、今年のベスト盤候補になってしまいました。トビアスが、AVANTASIAではなくて、EDGUYで素晴らしいアルバムを作り上げたのが、とても嬉しく思います。