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CUT LOOSE (1983年)
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CUT LOOSE
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解説 - CUT LOOSE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. 柴が2匹(会社から) ★★ (2004-02-12 22:44:00)

83年発売の1stソロアルバム。
バドカン脱退後、プロディースのみならず楽器の演奏そのものまで殆どロジャース一人で行った作品。
若干、80年代風の楽曲もあるものの脱退前のバドカンよりもブルージィでハードなロックンロール
が展開されています。発売当時は古臭いサウンド扱いでしたが90年代以降、ブルージィなサウンド
が再評価されたこともあり、本作もその手のサウンドが好きならばお勧めできる1枚です。




2. 愛犬ジョン ★★ (2010-05-03 23:22:00)

BAD COMPANYのオリジナル最後のアルバムはいまいちだったが、
脱退後に発表した本作はポールの意気込みが違う。インストも含めて作曲も全部彼が
手がけたということだが、R&Bぽいブルースロックを歌わせたら彼が一番なのではないか。
捨て曲無しの10曲を堪能して下さい。



3. 火薬バカ一代 ★★★ (2021-05-20 00:04:09)

人間関係の悪化により6th『ROUGH DIAMONDS』を最後にBAD COMPANYから脱退したポール・ロジャースが、歌は勿論のこと、プロデュースから作詞作曲、そして全ての楽器を自ら担当して作り上げた、文字通りの「ソロ」アルバム(’83年発表)。ちなみにこの時期のレコーディング・セッションが切っ掛けでジミー・ペイジと親交を深め、後のTHE FIRM結成へと繋がっていくこととなるのですが、それはまた別のお話。
権利関係が複雑なのか何なのかわかりませんが、日本ではリリース当時LPが発売されたきりでその後はCD化の機会にも恵まれず、長らく廃盤のまま放置プレイ状態が続いている扱いの悪さな本作ですが、内容はメチャ強力。
ジャケットを飾るこざっぱりとしたポールの立ち姿が物語る通り、余計な装飾を省き、シンプルかつ骨太に押し出して来るブルージーなロック・サウンドは、熱気溢れるロックンロール・ナンバーからエモーショナルなバラード、そして本来ならBAD COMPANYのアルバムに収録される予定だったという楽曲に至るまで、ポールの燻し銀の熱唱に、トシちゃんばりにハッとして!GOODとなる優れた逸品が並んでいます(その辺はご本人作曲だから心得たもの)。特に、後年THE FIRMでもリメイクされた哀愁のバラード③や、ムーディに奏でられるピアノが効果的な⑤⑧といった抒情メロディに彩られたスロー・ナンバーの出来栄えは絶品ですよ。
個人的にはBAD COMPANY時代の名盤群と比較しても決して聴き劣りしない隠れた名盤だと思うのですが、いかがでしょうか。ぼちぼち国内盤の再発をお願い致します。



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