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NO REMORSE (1989年)
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NO REMORSE
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解説 - NO REMORSE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. せーら ★★ (2004-02-15 00:20:00)

89年発表の4thアルバム。
鋭角的であり、尚かつ哀愁味溢れるサウンドを聴かせてくれたかつてのTOKYO BLADEの姿はここにはありません。一緒なのはバンド名くらいで、もうビックリするぐらい中身は別物です。シンセが適度に活躍する万人受けするハードポップ、といった感じ。ジャケットもブロンドヘアーの女性が描かれたオシャレなものに変貌しています。
かつての音が聴けないのは非常に残念ですが、ネタの少ないバンドでしたから、このような路線変更はやむを得ない選択だったのかもしれません。あのスタイルで続けてたら、もっと早くに消滅していたことは明白ですし...。
しかし、そんなに落胆することもありません。本作はハードポップ作品としては文句なしに名作レベルの出来なのです。ポップと言っても、メタリックなギター(これは従来通り)が活躍するハードなもの。そしてUDOのウドを彷彿させる特徴的なヴォーカルのおかげで個性もバッチリあります。捨て曲もありませんし、「CRYSTALGOLD」というインパクト抜群の名曲も収録されています。
オススメです!!




2. 失恋船長 ★★ (2018-09-21 12:59:09)

前作に続いて国内盤もリリースされましたね。益々磨きが掛かったポップロック路線。専任キーボードも加わりバンドは5人体制となる。全般的に落ち着いた大人のメロディックロックへと着地した姿にNWOBHM出身のバンドとしては、随分と様変わりしましたが、時流に無理する事無く乗っかっています。⑧なんて完全にジョー時代のRAINBOW路線だもんね。

シャープに切れ込むリフも激しいリズムもない、音楽性も亜流の域を抜け出せない個性の足りないものになったのは、かつての姿を知っているだけに複雑な胸中に陥るのだが、NWOBHMという狭いジャンルに押し留められない柔軟さが、アンディ・ボウルトンの器用さを物語っています。いずれにしろ方向性を明確に示したのは正解。でも89年に溢れかえっていたメロディックサウンド、あえてこのアルバムに手を出さなくとも聴くべきアルバムが唸る程あるのも確かである。

究極のマニア向け、NWOBHMファンからは最低の烙印、メジャーロックファンにとってはオッサン臭い没個性サウンドとなる。うーむ難しい問題だ。このアルバムを最後にバンドは一旦歴史に終止符を打つ事となったのも皮肉な結果である。餅は餅屋と言う事なんだろう。それほどデフレパードの成功は英国勢に刺激を与えた事になる。彼らに出来るなら俺たちもと言う心境は痛いほど分かるもんね。前作よりも練り上げています。そこが最大の聴きどころでしょう。



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