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解説 - RUNNING BLIND
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1. 失恋船長 (2021-03-03 14:44:30)

2000年に入り動きも活発となったケン・ヘンズレー。ジョン・ロートンとのコラボも発表、手作り感満載とは言え両者が並ぶライブは見ごたえたっぷりの内容だった。しかしというか予定通り、プロジェクトは永続できず、次に手を組んだのはジョン・ウエットンだったが、これも早急に瓦解する。
何事も続かないのが問題だが、精力的な動きの中でリリースされたのが今作。まずオープニング2曲が嘘のようなイントロダクション的なインストナンバーが2曲続きます。このアイデアにちょっと笑ってしまいますが、③からエンジンも始動。それまでの路線とは明らかに違う歌をメインにしたメロディアスロックスタイルで勝負。
ジョン・ロートンのソロに近い風味も漂い、ロートンとのコラボ時代を想起させるような楽曲が続きます。A Glimpse of Gloryが厳しい内容だっただけに、焦点を絞り込んだ作風はありがたい話である。
とは言え、リードシンガーはケン・ヘンズレーである。昔ほどクリアーな声でもない、地味さとオッサン臭さに拍車のかかった力のない唄は、AOR風味の強い歌モノロックに適しているとは言えず、③④⑤と続くほど、その違和感は半端なく漂ってくる。ジョン・ロートンの声が聴こえてきそうな曲もあるし、彼が唄えば適なイメージがちらつくのが口惜しい。

アイドルの追っかけの気持ちを理解できない身としては、○○がいれば何をやっても素晴らしいという発想は一ミリもありません。⑥のようなお気楽なロックナンバーにオジサン声は全く似合いません。
それら全てを受け止められさえすればメロディ派にとっては素晴らしい作風になるでしょう。草野球の審判並みのゆるいジャッジも必要になるでしょう。

クラシカルなインストからカントリーまで、バラエティ豊かな楽曲は円熟味を増したエレガントな男の生き様が色濃く投影された今作。⑦では朴訥とした声もハマる、⑧も上手くいっている。でも専任シンガーならもっと凄いことになっている。勿体ないと思わせる場面が大きすぎる、ストリングスアレンジがハマっている⑧はもっと伸びやかな歌声で聴きたい。ケン・ヘンズレーは素晴らしい才能があり、アレンジ方法も心得ている。
しかし、ここで聴ける唄が、千鳥の漫才のネタ同様、手の込んだ料理にタルタルソースをニチャチャチャチャと同じである。漫才なら笑えるが、こちらはガチなのでツライ。



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