この曲を聴け!
METHOD TO THE MADNESS (1992年)
MyPage

METHOD TO THE MADNESS
モバイル向きページ 
解説 - METHOD TO THE MADNESS
→解説を作成・修正
コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ジーノ ★★ (2005-09-27 12:37:00)

ジャケのデザインは相変わらず悪いですが、中身はLAメタルという感じのメロディアスなハードロックです。どっちかというとモトリーやラット系のR&Rを主体にしたハードロックです。とくにこれといった曲もないが、悪い曲もない。平凡なアルバムです。ただギターはうまい。



2. 火薬バカ一代 ★★ (2017-10-19 22:58:12)

メンバー全員が「ドワーフ」姓を名乗っていたことでも注目を集めた、カナダはトロント出身の4人組が’92年に発表した5thアルバム。ちなみに彼らのカタログは数年前までは(例え帯付でも)中古盤が安値で入手可能でしたが、先日過去作もチェックしようと思い立って調べてみたら、いつの間にか価格が高騰していて「一体何があったんだよ?」と。
そんなわけで、KILLER DWARFSのアルバムはコレしか所持していないため、以前の作品と聴き比べてどうこう言うことは出来ないのですが、とりあえず本作に託されているのはギミックに頼らないストレートなHR。Voがシャウト主体のラフな歌唱スタイルなこともあり、ロックンロール寄りの感触が無きにしも非ずという。これといったキメ曲に乏しい本編を初めて耳にした時は、失礼ながら「地味だ」とか思ったものですが、正統派のHRとしては無駄な力みがなく自然体。ロックンロールとしては埃っぽさや能天気なノリが控えめで、メロディからは透明感すら感じられるという、実にカナダのバンドらしいサウンドは、聴けば聴くほどにその旨みが浸透してきます。特にピアノの旋律がノスタルジックな哀愁を増幅させる抒情ナンバー③や、逆にハードに駆け抜ける疾走ナンバー⑫等はなかなかの出来栄え。また前作収録のアコギ・バラード⑬が再び収録されているのは、ゴッドの解説によれば、ラジオを中心にヒットの兆しがあったにも関わらずレコード会社の無策が原因で折角の機会を潰されてしまったことに対する彼らなりのリベンジの模様。
バンドは本作発表後間もなく解散。しかし'01年には再結成を果たし、その際にはお蔵入りしていた6th『STAR@ONE』もリリースされています。




3. 失恋船長 ★★★ (2023-05-15 12:01:19)

時代の流れに合わせ音楽性をプチモデルチェンジしながら進んできたバンド。1992年という時代背景も取り込み上手く立ち回っている。怪しげなSEから従来のイメージを損なわないメロディックロックへと持ち込む展開もOK。2曲目など生々しいロックスタイルを持ち込みSKID ROWとか思い出させたりと上手くやっていますね。

ラフなロック色を強め作り込み過ぎてない印象を与えることで90年代を乗りきろうとしているのだが、その真面目さが個性不足を誘発と痛し痒しな展開になっているのはマイナスだろう。
どこか聴いたことがあるが増えたのだが、あの時代のモトリークルーに付いていこうとしたのならば正解であろう。それにしても器用なバンドであり、その器用貧乏さが成功に繋がらなかったのだろうか?
いずれにしろ、どの作品にも顔があり一定のクオリティを保持しているので、メロディアスにサウンドが好きな人ならば、これ以前を順番に聴いて欲しいものである。



発言

評価:★★★ 素晴らしい!! ★★ 良い! まあまあ コメントのみ
→発言を修正・非表示 | 移動
→問題発言を非表示