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FAILURES FOR GODS (1999年)
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FAILURES FOR GODS
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解説 - FAILURES FOR GODS
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ローランDEATH ★★ (2004-04-25 01:02:00)

1999年作
非常にカオスティックかつ暗く、閉塞感抜群の壮大なデス・メタルが展開されている。
Voも重低音で、バスドラも効いてる。彼等特有のピッキング・ハーモニクスの不協和音も健在であり、もはや彼等ならではのサウンドだ!!




2. noiseism ★★ (2005-05-16 00:41:00)

彼らの作品では一番聴いたかな。
緩急をつけたりして工夫したりしているのが分かる。
が、相変わらず展開が一本調子でつまらない。
でもまあ、こういう(ブルデス?)のが好きな人はかなりハマると思う。




3. GOD ★★★ (2014-12-31 04:25:22)

3rdアルバムです。
オールドスクール色の強い1st~2ndや、暗黒ブルデス要素の強い4th以降の中間のような路線です。
音質は籠り気味ですが、音量、音圧ともに大きく迫力があります。
このこもった感じが邪悪さや暗さを増長させてますね。
今作で加入し、Unholy Cultまで担当したAlexのドラミングは、このアルバムが一番ブチ切れてるような気がします。
いい意味でヤケクソに叩きまくってる感じが最高です。
リフも暗く荘厳で、グロウルもメッチャ凶悪です。
洗練された4th以降に比べると、荒さや単調さも感じられますが、個人的にはかなり気に入ってます。
他人を寄せ付けない圧倒的なまでの極悪さはたまらないものがあります。
暗黒デスメタル好きは是非買って、この邪悪さを味わっていただきたいです。




4. 悪い悪魔 ★★★ (2021-09-05 14:35:43)

Immolationの名作と言われている1stと2nd、4thに比べてあまりフォーカスされない地味な立ち位置にある3rdアルバムです。
個人的には結構好きなアルバムで、2ndや4thより好きなアルバムかもしれません。
2ndと4thの一般的な評価とは違って、僕はあまり好きになれなかったのですが、その二つに挟まれているこの作品はとても自分の好みにマッチしました。
2ndは無機質な曲が多く、個人的には聴くのが辛いところがあったのですが、今作は少しだけ1stの頃に回帰したのか、宗教的なメロディが多く登場し、やや無機質感が薄くなったと思います。次作の4thはその宗教臭いメロディはそのままにさらにカオテイックになった印象があるのですが、あちらの方も2ndと同様、未だに僕は好きになれません。おそらくですが、その要因は無機質感がまた復活しているからだと僕は考えています。
そして今作はその2ndや4thより幾分もリフが面白いと僕は思いました。
それは前述した宗教的なメロディが陰湿ながらも心地よいことが大きく影響しているのではないかと僕は思います。なんなんでしょう、このとてつもなく冷たくて暗いのに聴いていて気持ちいいリフは。
2ndのリフは単に暗いだけでなかなか心地よさに繋がらなかったのですが、今作はそういった点であちらより優れていると僕は思いました。
あと4thと比べた場合に、こちらの作品の方が単音のリフが多いので、聴いた感覚がオーソドックスなデスメタルに近く、僕にとって親しみやすいのは今作の方ですね。
そして2ndまでに漂っていた退屈感は今作では少し解消されていると思います。まだ全体を通して一本調子な感じは完全には拭えてはいないのですが、僕は2ndより聴きやすいと思います。
ただImmolationは路線を変えずにひたすらストイックに同じことを突き詰めていくバンドなので、やはり後々の作品の方が洗練されており、聴きやすさとクオリティは今作より上だと思います。
ということでImmolationを始めて聴くなら後期の作品の方をおすすめしますが、初期の隠れた名作的なものが聴きたいなら今作をおすすめします。何度も同じようなことを言いますが、僕は2ndや4thを買う前にこちらを買った方がImmolationの良さが分かりやすいと思いますね。ただ2ndや4thに僕が気づいていない魅力があるのかもしれないので、強くは言えませんが...。


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