Mark Jansen(現EPICA)脱退後、Bas Maasを新ギタリストに迎えて初の6曲入りミニアルバム。 メインソングライターの1人を失って先行きを心配してしていたが、どうやら杞憂に終わったようだ。 サウンド的には前作「Decipher」同様、シンフォニック・パワーメタル路線だが、 メロディアスでポジティヴなパワーが漲ったテンションの高い秀曲が並んでいる。 IRON MAIDENの「The Evil That Men Do」のカヴァーも収録されているが、 普段ブルースの熱唱に慣れているせいか、伸びやかでソフトな女性ヴォーカルだと新鮮に聴こえる。 原曲とバンドの持つサウンドが近いせいか、見事にハマっているし、 ギターソロに至るまで完コピなので、メイデンへの敬意を感じられ微笑ましい。 DVDとの2枚組だが、そのDVDにはこのミニアルバムの収録曲「My Choice」のPVの他、 PVのメイキング、スタジオレコーディング風景、 「The Evil That Men Do」のライヴ映像などが見られる。 日本では未だ見ぬアーティストなのでライヴ映像などは貴重だと思う。