うん…確かに1ST好きな僕としてはちょっと残念に感じるところはありますが、これはこれでOK!という気がしてきました。 スタイルはアルバム出すごとに変わっていってますが、悪くない…いや、いいですね。 微妙な言い方になってしまうのは、僕がSKYFIREに期待するものの基準が、「skyfire」や「from here to death」だったりするからなんですよ。ああいう、鬼シンフォでありながら、ひたすら一直線に、ある意味キャッチーと感じさせるほどに突っ走る感じがないからなんです。 今度のも、瞬間瞬間のメロにハッとさせられることは多いです。 とりあえず、2NDよりかなり好き。 …って、今、横で鳴ってるんですが… あれっ、やっぱ、もしかしてかなり良いか?今回の!
なかなかカッコいいメロディックデスアルバムではないでしょうか。 正直、クサメロもキーボードアレンジもこれぐらいが丁度いいと思いますし、良くも悪くも派手さやインパクト重視だった1stより曲に深みも出てきました。飛びぬけた1曲があるわけではないですが、どの曲もクオリティが高いです。 あと、ちょっと意外だったのがギターが何気にカッコよかったこと。Skyfireというとキーボードのイメージが強いですが、このアルバムではギターがしっかりと曲の骨格を成しているだけでなく、キーボードに負けじと扇情的なメロディを奏でております。「Conjuring the Thoughts」「A Dead Mans Race」なんかは全編に渡ってギターが主役を張っています。 音質はメジャー級と言っていいレベルでエッジの効いたギターサウンドに硬質なスネアの音が心地良いです。 個々の曲のクオリティと良質なサウンドプロダクションを両立させた素晴らしい作品です。