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DORO (1990年)
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DORO
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解説 - DORO
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. けんしょー ★★ (2004-06-02 20:45:00)

WARLOCKのヴォーカリスト、ドロ姐さんです。
相変わらずの正統派ヨーロピアンメタル路線で、なかなか高密度な作品です。
リタ姐さんほどエロ路線ではないことが災いしたのか(??)、あんまり話題に上りませんでしたが、
是は結構粒揃いの名盤です。
昨今の欧州勢は、何やら誰がやっても同じような音だらけですが、
もうそんな優等生の虚勢済みヘニャチンどもにはこの色気はわかるまい。
こういう健気な女性が不当評価に苦しむのはおかしいやんねぇ。




2. 失恋船長 ★★★ (2019-05-01 21:43:45)

活動拠点をアメリカに移したドイツのメタルディーヴァ。今作のプロデューサーにはジーン・シモンズが陣頭指揮で参戦。愛弟子とも呼べるトミー・セイヤーとパット・リーガンも加わり彼女を前面バックアップ。
その影響は②はThe Electric Prunes、③はBlack 'n Blue、④はKiss、⑤は映画『Black Rain』で聴けるGregg Allmanのカヴァーとアメリカ向けの楽曲を並べる事で、今作のカラーを色づけている。このアメリカ式のサウンドメイクに、ドロもバックボーンたる欧州スタイルとの融合を、どのような感覚で楽しめるかがポイントでしょう。

中途半端と取る向きもあるだろうし、硬軟のバランスが取れたサウンドだと好印象を持つ人もいるでしょう。いずれにしろ、主役たるドロ姐さんの歌声はパワフルかつ艶やか、どちらかと言えば不器用なタイプとも言えるのだが、ここでは多彩な楽曲に合わせ表情豊かな歌唱スタイルで攻めているが印象的ですね。個人的には渡米して成功を収めたSCORPIONS辺りにも通ずる魅力があり、メロディアスなサウンドが好みの方なら大いに楽しめるでしょう。
ちなみにKissのカヴァーは、彼らのカタログの中で最も人気の無い失敗作『The Elder』ってのもポイントですよね。



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