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RETURN TO EVERMORE (2004年)
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RETURN TO EVERMORE
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解説 - RETURN TO EVERMORE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. マダム理不尽 ★★ (2004-06-27 22:56:00)

哀愁溢れるドラマティックな曲あり、GARY MOOREを彷彿とさせるケルティックな曲あり、近作に顕著な煌びやかなキーボードが目立つポップな曲あり、都会的な雰囲気を漂わせるお洒落なバラードありと、一聴した段階では散漫な印象を受けたが、実はTENの音楽の集大成的なアルバムとも聴きとれた。
随所でキラリと光るアルペジオやコード進行は新ギタリスト加入の影響か?テクニカルなアプローチが得意そうなだけに、何故こんなにギターの音量が小さく、しかも音がこもっているのか不思議というか残念。次作ではもっと前面に出してほしい。
本作もこれまでTENを見守ってきたファンにとっては楽しめる内容だと思うが、アルバム単位ではとても初期の名作に匹敵する出来とは言い難い。個人的には③~⑤、⑦をつまむ程度に終わりそうな気がする。
HM/HRがどこか混沌としていた90年代、往年のハードロックの美学をもって鮮烈にデビューし、多くの支持を得たTEN。同じ路線で7作も出せばそりゃあ新鮮味も薄れるのは当然。しかし、ハードロックの枠の中でいろんなタイプの曲にちょこちょこ手を出すのもいいが、できれば次作では是非統一された作風のアルバムを作ってほしいものだ。
もし今、TENが暗中模索の状態であるのであれば、自身の未来を見つめ直して方向性をハッキリと決め、もう一歩進んで殻を突き破れば必然と素晴らしいアルバム、素晴らしい超名曲を生み出せるような気がしてならない。現状に満足していないことを祈る!



2. オカケン ★★ (2005-05-01 11:16:00)

このバンドを生かすも殺すも、結局はゲイリーの書く曲次第なのだが、弱いなぁ~。
聴き終わって又聴こうという気にならないのだから、コレはもう致命的だ。
1曲目が大作で、「あぁ~、相変わらず曲長いな」と思わせるのもマイナスだし、引っ込んだ音質もまたマイナスだ。
このまま尻すぼみに終わってもらいたくないので、きつく書きました。頼むぜ、ゲイリー!




3. ふく ★★ (2005-08-05 00:17:00)

そんなにダメですかね??
私は大満足でした。
あまりの世間での評判の悪さに買い控えてましたが、中古で安く手に入ったので聴いてみたら、全然良いじゃありませんか。
確かにヴィニー・バーンズの脱退は衝撃的な痛手ですが、新ギタリストのクリス・フランシスも個性はないですが決して悪くはないです。
というより、そもそもゲイリーの書くメロディはどうも私の琴線を刺激するようで、今回も名曲のオンパレードです(パクリとかいう議論は抜きにして)。
ともかく、TENが好きなら、世間の評判に流されず買いましょう。




4. メイフラワー ★★ (2007-08-29 08:16:00)

駄作ではないが、過去の作品と比較するとどうもね…。
音楽的に方向性がブレている訳ではなく、まさにTENらしいアルバムだが、曲が普通かなーってレベル。
感動的なバラードもあるし、ポップな曲もあるし、ドラマティックな曲もある。
どれも良い曲なんだけど、過去の名曲に較べるとどうも霞んでしまう。
TEN好きな人にはそこそこ楽しめるが、初めて聴く人にこのアルバムを薦めることはないかなー。
でも新しいギタリストはなかなかいいと思う。



5. 分割で ★★ (2009-05-30 09:18:00)

ヴィニ—在籍時はもちろんだけどこのアルバムもかなり好き。
全体的にソフトな印象で少しモダンな要素もあって、⑫なんかは実験的で気に入った。
個人的にはクリスのリフの方がハマる。ソロは微妙だけど(というか音が小さい)。
keyも良い仕事をしている。
後半の⑧以降は割とストレートなロックなんで特に気に入っている。



6. ムッチー ★★ (2010-09-03 05:02:00)

TENの7thアルバム。
看板ギタリストのヴィニー・バーンズが脱退、代わりにクリス・フランシスという若手ギタリストを起用。
そのクリスのプレイはセンスは悪くないと思うけど、ソツがないがアクもないといった印象です。
やはりヴィニーの不在が痛いことは確かです。

しかし、あくまでもこのバンドの中心を担っているのは、ゲイリー・ヒューズ。
今作の楽曲はいつも以上に粒揃いで、良曲を並べてくれています。
そして、ヴォーカルの表現力も大幅に増してると思います。
このアルバムにおけるゲイリー・ヒューズの歌唱は素晴らしいです。
また、前作から参加のポール・ホドソンのプレイするキーボードが果たす役割も見逃せず、
既にTENサウンドにすっかり馴染んでいます。

方向性はいつも通りのメロディアスロックであり、
マンネリになりそうでなっていなく、ダレそうで決してダレを感じさせない。
これもなかなか良いアルバムだと思いますよ。聴いていて気持ちがいいです~。




7. 失恋船長 (2021-12-11 15:28:48)

究極のマンネリズムサウンドを作り続けるゲイリー・ヒューズ、それはオープニングから炸裂だが③のイントロが始まった時はずっこけた、歌メロもまんまやる気なのかと、この節操のなさというのかモラルハザード具合がこのバンドの評価を曇らせている。
ある程度、知識のある人ならば顔を曇らせるくらいの拝借である。もっと言えばパクリ方が下手くそとも言える。そういう感度な人にとっては許すまじバンドではあるが、そこまで潔癖ではないモラルのガバガバな人ならば良質なメロディアスロックとして楽しめるでしょう。
明け透けな元ネタを探すよりも、目の前にある音を楽しむという感覚は必要なのかも知れませんが、個人的にはやはり厳しいッス。
前任者はギターを弾きすぎだが、新しい相棒は控えめ、そしてグランジ以降のスタイルを踏襲しており新鮮な風を運んでいる。古典ロックに対するモダニズムと言えば良いのだろうか?色々試してはいるが、如何せん過去からの流用がキツメなので、そういう事すらも問題にさせない不快感が勝っている。①からあちこちで見え隠れする拝借パート、一曲になんぼほど放り込むねんである。それでも成立させているのがゲイリー・ヒューズの人気なのでしょう。日本人に受けそうな曲を書いているのもポイントです。
いまや天罰が下ったのか神様から永遠の丸坊主の刑を喰らったゲイリー・ヒューズ、最近の音源をまるで聴いていないが、余りいい噂を聴かないので頑張って欲しいねぇ。



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