自分はDPを聞いてハードロックに目覚め、今はHelloweenやMetallica、Irom Maidenと言ったメタルも聞いている。最近になってようやくZEPの良さが分かってきた感がある。何となく、小さいころは肉料理ばかり好き好んで食べていた子供が成長して魚料理の良さも分かるようになって来るのに似てるような気がする。 少なくとも、HR/HMのコアなファン以外にはDPの方がわかり易いような気がする。DPのBURNが多くのバンドによってコピーされていることやSmoke On The Waterがギタリストの入門曲として定番になっていること等からもDPはZEPに比べて非常に取っ付き易いのだろうと思う。 特に上記の2曲とHighway StarはそれほどHR/HMに興味が無くても心を動かす効果があるはずだ。それはリフ職人リッチーブラックモアが直感に訴えかける印象的なメロディーを作っているからではないかと思われる。 ZEPに関しては曲作り全体でのセンスや天才的なノリ、グルーブが特徴だと思う。DPが名曲を生み出すバンドなのに対して、ZEPは名演奏を生み出すバンドなのではないかと思われる。特に、ZEP全盛期のRock And Rollや「移民の歌」はDPが偶発的にしか発揮できないような演奏力を毎回の演奏で発揮していると言っても過言ではない。 しかし、これはあくまで個人的な意見なのだが、DPもZEPの様にリッチーが抜けた時点で解散しておけばZEPの様に過去の英雄として語られたはずなのに、今もリッチーとロードなしで続けているのはどうしても納得いかない。