今日買いました。 まずひとこと言わせてもらいます...ヤバイ!!! まずこのアルバム,ジャケットからかっこいいです(少しENIGMAっぽい)!! 『DEUS LE VOLT!』で期待を膨らませつつ『SPREAD YOUR FIRE』一気に爆発!!コレが本当にスゴイ!!最初『ANGELS AND DEMONS』を聴いたときはちょっとピンとこなかったのですがコレを聴いた瞬間『やっぱANGRAだ!!』と思いました☆ 基本的に捨て曲ないです。このアルバムだけでも充分に楽しめます!! あとこのアルバムでザビーネ嬢に興味を持った方,是非『EDENBRIDGE』も聴いてみてください!!
試聴せず即買いしました。やっぱすごいよこのバンドは!個人的にSPREAD YOUR FIREやTHE TEMPLE OF HATEのような疾走曲はもとより民族的な曲にいたるまで、捨て曲無しって感じです!コンセプトアルバムだからか壮大さもすごく伝わってきました。ベストなんか考えずに新作どんどん出して欲しいっす!!
最新5thコンセプトアルバム。 お世辞抜きで最高傑作だと思います。実際、「ANGELS CRY」や「REBIRTH」も素晴らしいアルバムなんだけど完成度の高さは今作がNo1だと思いますね。 コンセプトアルバムって失敗すると何が何やら解らない作品になるけどそこは流石にANGRA、見事な作品を作ったものだ。「十字軍のエルサレム遠征」について描いた内容なんだけどアルバム全体にその雰囲気が見事に備わってるんだな。オレは感動したよ~。 それとゲストVoとしてカイ・ハンセンとハンズィ・キアシュの2人が⑥と⑨にそれぞれ参加してます。また、エドゥのVoも前作と比べて益々成長した様子です、上手い!!! 楽曲については②「SPREAD YOUR FIRE」とか⑥「THE TEMPLE OF HATE」のANGRAお決まり疾走曲も良いけど、個人的には⑧「NO PAIN FOR THE DEAD」⑩「SPROUTS OF TIME」⑫「LATE REDEMPTION」が特に感動的で良かったな~。ANGRAのミドルテンポの曲って凄く個性的で深く趣きがあるから好きだ。ちなみに捨て曲は1曲も無いぞ。全然言いすぎじゃないぞ、ホントだぞ。 それとジャケットも良し。ANGRAのアルバムのジャケってこれまで全てが神秘的なオーラを放っていたけど、今作もご多分に漏れず最高のアートワークですね。 ちなみに今作は例え日本盤であってもボーナストラックは収録されておりません。でも、変にボーナストラックが入ってストーリーをぶち壊される事を考えると、ラファエルの曲解説だけでも良かったと思います。超名盤だ~!!! ★★★★★
今回はコンセプトアルバムということもあり、長い曲が多くプログレッシブな要素が随所にみられる。テーマも十字軍の物語についてで、難解なものだ。だから、取っ付き難い人や聴かず嫌いな人も出てくることだろう。しかし、ANGRAのドラマティックでクラシカルでメロディアスな部分は、曲にしっかりと反映されているので是非聴いてもらいたい。 僕はどんなアルバムにせよ最初は全曲聴き通すが、それっきりあまり聴かなくなってしまう曲が以外に多い。だが、今回はアルバム全曲を通しでよく聴いてしまう。まさに小説や映画を見終わった達成感によく似ている。1曲1曲よりもアルバム全体で評価してもらいたい作品である。とは言っても、オススメの曲はと聞かれれば②、③、⑥、⑨、⑫と答えてしまう。 最後に、「TEMPLE OF SHADOWS」はアングラ史上最も完成度の高いアルバムである。
全体像を掴むのにちょっと時間がかかった(まだ発売してから1週間しか経ってないので完全には掴んでないのかもしれない)けど、何度も繰り返し聴いていくとどんどん新しい発見・感動がある、素晴らしいアルバム。 まるで映画のオープニングのような空気を醸し出すインスト1,DEUS LE VOLT!から絶品パワー・メタルの2,SPREAD YOUR FIREへの流れで心を完璧に鷲掴みされ、ANGRA with ジョン・ペトルーシな雰囲気のメロディアスなメタル3,ANGELS AND DEMONSでは複雑な構成を披露しつつもしっかりと耳に残るメロディがあるのが素晴らしい。 メロディアスなメタル4,WAITING SILENCE、落ち着いた感じの5,WISHING WELLの後はカイ・ハンセンのゲストというサプライズ付きの疾走曲6,THE TEMPLE OF HATEでメタル的盛り上がりを見せ、情熱的なフラメンコのようなギターで始まる7,THE SHADOW HUNTERはプログレ的アプローチが良く表れている曲。 悲しみの中に暖かさが感じられる8,NO PAIN FOR THE DEAD(サビーネ嬢が絶品のメロディに絶品の歌唱を披露)に続くはBLIND GUARDIANのハンズィ・キアシュがゲストの9,WINDS OF DESTINATIONはアグレッシヴな曲ではあるがこの1曲だけで様々な展開があり聴いていてゾクゾクする。 続く10,SPROUTS OF TIMEは南米の香りがするアダルトな雰囲気の曲(これが傑作!!)。大作11,MORNING STAR、我々には馴染みは余り無いがブラジルでは英雄的存在のシンガーが参加している、その彼が歌うポルトガル語とエドゥの英語の二つの言語が織り成す不思議な雰囲気が素晴らしい12,LATE REDEMPTION、そして劇的なインスト13,GATE ⅩⅢでアルバム幕を閉じる。 とまぁグダグダと各曲について述べてきたが、どの曲も素晴らしい出来で実に感動的だ。特に①~②の流れ、⑥~⑩は圧巻! キコ・ルーレイロとラファエル・ビッテンコートのギターは冴え渡り、アキレス・プリースターのドラムは独特のリズムとメロディアスとさえ形容できるような素晴らしいドラミングを披露し、ベースのフェリペ・アンドレオーリは時にキコ達のギターと見事なユニゾンをし、尚且つそのグルーヴでしっかりと土台を支えている、などなどインストゥルメンタル陣の活躍も凄まじいが、本作の主役はエドゥ・ファラスキ、彼の活躍なくしてこの名盤は生まれなかった。曲・場面場面でみせる様々な表情は実に素晴らしく余りに感動的だ。『NO PAIN FOR THE DEAD』での"泣き"、『SPROUTS OF TIME』での"暖かさ"は溜息が出るほど素晴らしい。 曲によっての細かい音作りが秀逸のデニス・ワードのプロデューシングも見事!今年のB!誌の読者投票で彼がプロデューサー部門で1位になるかも知れないね。 歌詞は特に「今"する"ことによって未来が生まれる」と歌う⑩の歌詞が気に入ってる。 すんげぇアルバム!正直、場所によってはもうちょっと曲間を空けて欲しいと思ったりもしたが、多分コンセプト作ということで"絶え間なく"聴かせようとしたからではないかと勝手に推測する。 前作よりパワーメタル色が減退してる?そんなこたぁどうでもいい。伊藤氏の言葉を借りるが、天才たちが己の才能を最後の一滴まで搾り出して作り上げたこの作品をリアルタイムで、新譜として聴けたことに感謝したい。 大傑作である。何度聴いてもゾクゾクする。涙が出るほどの大傑作である。 こんな素晴らしい作品を作って、次のアルバムはどうするつもりだろう?と思うが、彼らにはそんな心配は無用なのかもしれない。
正直、そんなにいいとは思いませんでした。 今までのANGRAにあった、透き通ったような(あくまでも僕が感じた)楽曲の印象がこのアルバムでは感じられませんでした。 なんか変にジャーマンっぽくなっちゃったような・・・。カイ・ハンセンがゲスト参加してるんだもん・・・。 SPREAD OF FIRE も一般的に見れば良い曲だと思うんですが、RHAPSODYっぽくてANGRAっぽくない。 というのが率直な感想です。 何回も聞きなおしたけど、この感想が変わることはありませんでした。
RHAPSODYの作ったPOWER OF THE DRAGONFLAMEは、RHAPSODYにしか作れない完成度と楽曲の集大成ともいえるようなものだった。このアルバムもそれと似たような位置づけにある。このアルバムは、ANGRAしか作れないものであると同時に、最高の完成度を誇る一品である。ANGRAは一つの道を究めたといえるだろう。
正直言って実際に聴いてみるまではRebirthを越えた作品は期待していなかった。 が、「Spread Your Fire」を聴いた瞬間その考えが揺らぎ始め、アルバムを聴き終えた時には「Temple of Shadows」こそAngra史上最強の名盤だ!と思いました。 コンセプトアルバムが苦手な方も是非手を出して欲しい一枚です。
04年発表の5th。 感想については珍しくB誌の広瀬編集長と同じで、これ作る前にメロスピの頂点のような作品を出した後こっちに行って欲しかったかなってとこ。方向性としては前作の音楽性をさらに拡散させたもので、なかなか聴き応えはある。いつもの“Spread Your Fire"はサビが心地よいし、続くRUSHっぽい“Angels And Demons"もいいアクセントになっている。その後も強弱をつけながらいい雰囲気でラストまで通して聴ける。 でもラストの2曲は正直いつも聴いていない、必要ないと思う。 最後にVoの歌い回しがブルース・ディキンソンのようになって来ていて、普遍的はHMを極めようとするとこうなるんだろうな、って感想。 次作はもっとハードで熱いANGRAが聴いてみたい。