彼らが8th『異国の鳥と果物(幻想)』をリリースする直前の1974年3月22日に、プロモーションを兼ねたライヴを収録したもので、BBCの放送用に録音されたものです。 全11曲中、さすがに『異国の鳥と果物(幻想)』からの楽曲が6曲を占めていますが、その他の曲は「征服者」「Bringing Home The Bacon」「捕鯨物語」「Simple Sister」「Grand Hotel」と、良い曲がチョイスされています。 何かと資料的な作品のように見えるこのアルバムですが、内容はとてもエネルギッシュでテンションも高いライヴを披露してくれています。『異国の鳥と果物(幻想)』からの楽曲もスタジオ以上の魅力があります。特に「Beyound The Pale」などは完全にこっちのライヴの方が勝ち!!!。また他の曲も、あのエドモントン響とのオーケストラアレンジを取り入れていたりしてアレンジを変えて演奏してくれているので、とても興味深いです。 プロコル・ハルムが好きな方は一聴の価値はアリだと思います。