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VESPERTINE (2001年)
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VESPERTINE
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解説 - VESPERTINE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. yk ★★ (2004-09-21 11:08:00)

オリジナル作品としては4年のブランクを経て発表された、ソロ4作目。2001年リリース。もうこれはなんて言ったらいいんでしょうねぇ。。。優美で、繊細で、intimateで。心の叫びをそのままボリューム大!!の声で表現しているイメージが強いBjorkですが、ここでは引き算のアプローチが冴え渡り、ヘッドフォンで聴くと、聴いてるこちらがドギマギしちゃうほどの親密さ。サウンドも、エレクトロニック・ビートにハープ、チェレスタ、オルゴール、ストリングスに合唱隊まで加わって、Bjorkワールド全開!ジャケの白鳥ドレス(Marjan Pejoski)とも相俟って、アイスランドの厳しくも美しい冬を連想させる。乱暴ですが、全曲必聴。是非全曲通して聴いてほしい。出来れば英Royal Opera Houseで収録されたツアーDVDもセットで。



2. mh ★★ (2004-10-11 19:13:00)

異世界に、聴く人を引きずり込もうとしてるのは間違いありません。
ナンテ...ウツクシイ.....ト....コ....ロ........



3. 粗茶ですが ★★ (2004-10-12 23:56:00)

4th。個人的に神盤。
bjorkがそれまでに世に送り続けたタイプの音楽性も残しつつ、今作はどちらかといえば可愛らしい「メルヘン」っぽい音使いが印象的だ。
ykさんが「アイスランドの厳しくも美しい冬を連想させる」と仰っているが、彼女の歌声、そして曲の持つ包容力は聴く者全ての心を暖かくさせる魔力を秘めているかのようだ。
まさに、「美しい」という形容詞がピタリとはまる、物凄い作品である。
個人的には現在のところ今作が彼女の最高傑作なのではないかと思う。
少し話はずれるが、基本的に音楽というものはどのようなTPOで聴こうが聴く人の自由であると思う。
だが、間違っても電車や雑踏の中などの騒がしい場所で今作を聴くようなことはオススメできない。
暖かい紅茶と焼きたてのスコーンを食しながら(笑)、寛いだ気分のときに今作の世界に浸ってもらえればいいなと思う。
Pagan Poetry、Frosti~Aurora、Harm of Willが好きです。




4. SCARECROW ★★ (2004-10-16 04:04:00)

Homogenicと並んで好きなアルバム。彼女のキャリアの中でも間違いなく
代表作の1つ。メロディ自体は非常にポップでありながら、アルバムを重ねる毎に
確立されてゆくbjork独特の世界感で聴くものの耳を釘づけにする。
それはまさに彼女の声と感性が生み出す音へのアプローチの仕方がなせる業だと思う。
粗茶ですがさんがおっしゃった"メルヘンっぽい"という表現は非常に的確ですね。




5. 帝王序曲 ★★ (2004-12-17 22:50:00)

ここは一点の汚れのない、美しくて繊細さ、冷酷さに満ち溢れた純白の世界。
俺のような汚れた人間が踏み込んで良いのだろうか?
しかし、そこはあらゆるものを許し、受け入れてくれる優しさに包まれる。
そして無意識のうちに、いつの間にか俺の心と精神は浄化されていた。




6. 猿葱 ★★ (2005-02-17 02:29:00)

内に秘めた感情が溢れんばかりに押し寄せる一枚。
歌では表せない感情が音として広がりを魅せ、
面と向かって問い掛けられない感情が歌声を通して向かって来る…。
そんないろんな想いが絡み合う楽曲だからこそ、
今でも尚、『買え!』と言うにもうまく言葉が思いつかないと言ったところだ。
(良く言えば究極の褒め言葉であり、悪く言えば私の言い訳…w)
先の皆さんの発言と重複する部分もあるが、
アイスランドの煌びやかで極寒なイメージをさせつつ、
彼女の聴く者を包み込むような暖かさのある歌声で楽しまされると言うのは、
国土の1割が氷河に覆われているのにもかかわらず、
活火山帯であるために地熱を利用できることや、
暖流の影響で南側の港は結氷せずにいられるという風土そのものを連想させるようだ。
ここはやはり、この楽曲が絶妙なバランスでできた言わば奇跡的に完成したものではなく、
彼女自身も語っているように『日常の出来事』という表現が一番適しているのだろう。
この楽曲の凄さを感じつつこの世界を聴き入ってしまうのは、
私たちがその当たり前の時間を欲しているからにほかならない。




7. WILK ★★ (2005-06-13 19:32:00)

音はPOPだが明らかに他とは違う個性を持っている。
冷酷かつ優美、この世界観はPOPシンガーの中では群を抜いている。
POPと思って敬遠する事無かれ。素晴らしい作品です。




8. 3割2分5厘 ★★ (2008-03-31 22:55:00)

一時はRHAPSODY、ANGRA、X JAPAN以外は全く受け付けなかった自分がこんなアーティストを聴くようになるとは…
過去のコメントでメタルの作品に「神秘的」とコメントしたこともありましたが、当時は井の中の蛙だったのですね…
透明で透き通った、でも冷たいどころか温かみのある音楽。
夜に聞きたいアーティストですね。It's up to youなんかはとっつきやすいですよ。




9. 中曽根栄作 ★★ (2009-11-22 21:27:00)

ニカビョーク。トータルで聴くビョーク。
ポップ?付かず離れずの感じがするけど、往年のプログレのように。
この肉塊のようなアルバムからDAMに入る事はあるのか!?如何に




10. Ray-I ★★★ (2013-04-28 17:16:02)

本人曰く、内側に向かうイメージで作られたという楽曲。
どうやら当時は故郷の冬の様子に影響を受けたご様子。

さて、この曲といえばやはりガラス細工のように
透明だが繊細すぎる音の欠片が漂う不思議な空間に、
ビョークの歌声が乗ることで、唯一無二の世界が完成。
彼女だからこそ完成できた素晴らしい傑作だと思います。
ファンの間でも最高傑作と呼ばれることの多いアルバムといわれるのも納得で、
どの作品も美しくて、それでいて内側に引き込んでいくような世界を持っていました。
自分の中の内側って意外とこんな風になっているのかもしれませんね。



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