オリジナル作品としては4年のブランクを経て発表された、ソロ4作目。2001年リリース。もうこれはなんて言ったらいいんでしょうねぇ。。。優美で、繊細で、intimateで。心の叫びをそのままボリューム大!!の声で表現しているイメージが強いBjorkですが、ここでは引き算のアプローチが冴え渡り、ヘッドフォンで聴くと、聴いてるこちらがドギマギしちゃうほどの親密さ。サウンドも、エレクトロニック・ビートにハープ、チェレスタ、オルゴール、ストリングスに合唱隊まで加わって、Bjorkワールド全開!ジャケの白鳥ドレス(Marjan Pejoski)とも相俟って、アイスランドの厳しくも美しい冬を連想させる。乱暴ですが、全曲必聴。是非全曲通して聴いてほしい。出来れば英Royal Opera Houseで収録されたツアーDVDもセットで。
一時はRHAPSODY、ANGRA、X JAPAN以外は全く受け付けなかった自分がこんなアーティストを聴くようになるとは… 過去のコメントでメタルの作品に「神秘的」とコメントしたこともありましたが、当時は井の中の蛙だったのですね… 透明で透き通った、でも冷たいどころか温かみのある音楽。 夜に聞きたいアーティストですね。It's up to youなんかはとっつきやすいですよ。