'90年はマサチューセッツで行われたライヴ録音盤です。 収録曲はやはり『BRIGADE』からの曲が多いですが、「How Can I Refuse」「Love Alive」「Barracuda」などの古めの曲も聴けます。また、この頃HEARTはバラードバンドと言われていたのがアンは嫌だったらしく、このライヴ盤ではロック色の強い楽曲が多く収録されています。 収録曲中一番カッコいいと思ったのは「If Looks Could Kill」で、これが速い速いっ!!!。オリジナルのミドルテンポが完全にスピードチューンに変わっています。そしてアンのヴォーカルもオリジナルを尊重することなくアドリブの連発で、これがカッコいい!!!。 そして締めはやっぱり「Barracuda」。この曲はいつ聴いても鼻血ブーですね。一瞬演奏がストップしてアンが「ば~らくーだっ!!!」というところでいつも、悪女の誘惑の矢に打たれた気がします(笑)。なんかキャバクラの女の子的感覚がこの曲にはありますね。キャバクラ・・・バラクーダ、そういえば語感も似てるっ(笑)。 現在は恐らくこのアルバムは廃盤だと思いますが、ファンは一聴の価値はあると思います。
もうオープニングの「WILD CHILD」からしてかっこいいぜ!!あと「FALLEN FROM GRACE」の美しいコーラス、「If Looks Could Kill」の凄まじいテンション、「How Can I Refuse」のかっこよさ全てが完璧。それにしてもベテランらしく演奏は安定しているし、余裕すら感じられる。そしてアンの歌唱の素晴らしさといったら・・・・。ここまでライブで完璧に歌える人って男でも少ないのに女でここまでパワフルにロックしてくれるなんてもう惚れちゃう(笑) 確かに「ALONE」「THESE DREAMS」「ALL I WANNAA~」などのバラード系がカットされてるのも残念だがあえてハード系で固めたHEARTの心意気は素晴らしい!!!必聴