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STONE (1988年)
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STONE
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解説 - STONE
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コメント・評価

Recent 50 Comments



1. ローランDEATH ★★ (2004-10-05 23:46:00)

1988年作の1st。
ややブリティッシュよりの北欧スラッシュ・サウンドである。
この作品では、まだ北欧特有の透明感や美しきメロディがやや押さえ気味のように思う。
スピードは少々押さえ気味だが、豊富な曲展開と、爽快なザクザク・リフが心地よい!!




2. 火薬バカ一代 ★★ (2007-09-15 01:11:00)

ヘルシンキにて結成され、世界に通用するフィンランド初の本格派パワー/スラッシュ・メタル・バンドとして
同国内では英雄的存在であり、日本では現CHILDREN OF BODOMのローペ・ラトヴァラが嘗て
在籍していたバンドとして知られる4人組が、'88年に発表した1stアルバム。
まるで深雪を踏み締めるかのように、ザクザクと刻まれるGリフ、小気味良く疾走するタイト且つ硬質なリズム隊、
ぶっきら棒な声質のVoが歌う寒々としたメロディ、そして2本のGが奏でる流麗なGソロから生み出され、
アルバムを包み込むヒンヤリと冷たい感触というSTONE独特の味わいは、既にこのデビュー作の時点で確認できる。
ただ、クリスタルな叙情性とか、ネオクラシカルなメロディといった、如何にも北欧的な要素は薄めで、
作品全体としては、パワフルで荒々しい、オーソドックスなパワー/スラッシュ・メタル風味が濃厚な仕上がり。
それでも楽曲は十分にカッコ良く、バンドのテーマ曲である威勢の良い①、ツインGと勇ましいサビの展開が印象的な②、
広島に投下された原爆について歌った⑥、緩急の効いた⑧、EUROPEファン激怒必至の“FINAL COUNT DOWN"のカヴァー⑨を
イントロ代わりに、本編最速のスピードでラストを突っ走る⑩等、そのクオリティは、デビュー作にして立派に世界水準。
個人的に、STONEの作品では4th『EMOTHONAL PLAYGROUND』に次いで、本作がお気に入り。




3. 失恋船長 ★★ (2015-02-20 17:11:09)

メタリカライクなスタイルと言うか触発されたとも言うべき北欧産とは思えない粗暴なパワーメタル色の強い彼らが1988年にリリースした1st。メロディを追いかけて歌う割には、印象に残らないメロと下手な唄にイマイチのめり込めないのですが、その点を流麗なギターがカヴァー、きめ細やかなソロの導入などフィンランドの色も無きにしもあらず、みたいな仕上がり。キレのあるリフ、ズシっと重い硬質なリズムも適度なスピード感の中で絶妙なバランスを発揮、ともすれば一本調子に落ち入りそうなモロさもありますが、冴えない唄メロをモロともしない構成力は確かな魅力、なんだかんだと言ってもスラッシュ寄りのパワーメタルとして存分に楽しむ事が出来るでしょう。


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